12月28日、今年最後のインプラント施術。76歳の女性。主訴は「総入れ歯でご飯を食べていても全く美味しくないし、うっとしい。もう嫌になる。永いこと、アワビやタコやたくわんを食べていない。インプラントも考えていたが、骨が無いので断られた経験がある。それにとっても怖がり。どうしたもんですかね?」でした。
まず怖さ対策としては→静脈麻酔鎮静法で半分眠りながらの施術をインプラント治療を行う私自身が常におこなっています。(無料)
次に痛みや腫れの対策として
①歯茎を切らずにインプラント施術を行う
②点滴の中に、痛み止めや化膿止めのお薬を投与しながらおこなう
③採血させていただき、傷口の回復に欠かせないフィブリンの塊を当院で加工したものをインプラントの周囲に添えて傷口を短期で回復させます。
CT画像の分析を徹底的にした結果、僅かに残された骨の厚みと高さのある部分に、6本のインプラントを移植することが出来ました。
〈患者様の感想〉
・アゴが疲れた
・寝ていたと思うので全く怖さとか緊張感とかは無く楽だった
・春頃の完成が楽しみ。早く何でも噛んでみたい
〈Drより〉
長時間の施術、お疲れさまでした。アゴの骨幅が薄く、高さも無い場所に、歯肉をメスで切らずにインプラントを移植するのは相当ハードでしたが、僅かに骨のありそうな場所にインプラント移植を行いました。総て骨とガッチリ固定してくれることを願っています。また、スタッフのみんなも一年間本当にありがとう!
元気・やる気・Dr.鈴木のコラム
永年の夢に向かって …最後を飾るインプラント
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント
10年越えのブリッジの怖さ
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント
70歳後半、東大阪市の女性。主訴は「右上のブリッジが噛むと痛い。口臭も感じる」でした。3連結のブリッジを指で触診するとクチュクチュ音がして、外れる一歩手前の状態でした。
3連結のブリッジを除去すると、手前の歯の根が腐食して、歯も根も溶解していることが判明しました。
更にレントゲンの結果、根が完全に割れている事が判明。割れた根の周囲の骨も腐食し、溶けて無くなっている状態でした。
抜歯した後どうされますか?の問いに、「この年から入れ歯は嫌。想像もつかないのでインプラントでお願いします。」とのことでした。
点滴を行いながら(静脈麻酔鎮静法)抜歯とインプラント移植と欠落骨の増加施術の3点同時手術を行うことに決まりました。
抜歯を終えた後、腫瘍の排除を徹底的に行うと、骨が大きく欠落していることが分かりました。この菲薄な部分にでも当院ではインプラントの移植と骨の補填を行います。
約2時間後、無事に施術が完了しました。
患者様の血液を採取して、傷口の復元には欠かせないコラーゲンの塊を僅か15分で作ります。これをインプラント周囲に盛り足すことによって、インプラント周囲に骨と歯肉を短期間で復元させています。
右側:ノーベルバイオケア社:アクティブ直径3.5 × 15㎜
左側:オステム 社:TSⅢ SA 直径4.0 × 11.5㎜
施術開始から約4ヶ月でインプラントが完成しました。
〈患者様の感想〉
・点滴しながらの手術だったので楽だった。
・採血の時、いつも失敗させるのに、先生が1回で点滴を入れたのにはビックリした。
・ブリッジの時と同じくらいよく噛める。
・100歳まで生きられるかしら?
今年一番の手こずり親知らず
カテゴリ:Dr.鈴木日記 歯科全般 親知らず
神戸市より30代の主婦。主訴は、「近くの歯医者で,この親知らずの抜歯は出来ないと言われた。大学病院を勧められたが、寝ながら(静脈麻酔鎮静法)抜歯出来るところを探していた。なかなか時間が取れないので、一気に左右両方の抜歯をして欲しい。」でした。
レントゲンの結果、右下:横向きの親知らず(向かって左)が、あご骨の中に深く埋もれている事が分かりました。また、左下:上向きの親知らず(向かって右)もなんとなく難しいのでは?と感じました。
横向きの親知らずは、順調に抜歯が終わり、余裕をもって右下の抜歯に取り掛かりましたが、これが思っていた以上に難航。
理由は、女性でお口が大きく開かない事にに加え、親知らずが後ろ向きに生えている(通常は前向き)。また、
①あご骨が直角に立ち上げっているのうえに
②歯の周りにあご骨が取り巻いていたため、
骨の切削が難しく削る量も増えていく、といった問題が発生しました。
試行錯誤の結果、ようやく抜歯が終了しました。その結果、歯は、ミツバチのお尻のように膨らんでいたため、あご骨の中からなかなか出てこれませんでした。
左右の抜歯に合計2時間ほどの時間を要したため、最後の方は鎮静麻酔からも覚めてきていました。抜歯跡にフィブリンの塊を何層も埋めてから、糸を縫いました。
1週間後の消毒の際「どうでした?」の問いに「最初の2〜3日は痛みましたが、今は全く問題ないです」とのことでした。
かなり痛むと思っていただけに、経過が良くて本当に良かったです。
ご飯が美味しい!インプラント事故を防ぐNew手術システム
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント 歯科全般
4ヶ月前に行った治療(ブログにも掲載)が、無事に完了しました。
この写真は、インプラントのネジ(見えない下半分)と歯に相当する白い被せ(上半分)をつなぎ合わせる結合部分の装置です。安心の3ユニット構造になっています。
当院では、1ヶ月間、必ず「噛み慣れ」のための仮歯を使用して頂いています。
慣らし噛みでも問題が無かったので、セラミックの白い歯にチェンジして最終完成となりました。
〈患者様の感想〉
•はじめは噛むのが恐かったけど、直ぐに慣れた。
•仮の歯物でよく物が挟まったので、本物の歯を入れる時には歯の形を代えてもらって
自分の歯とインプラントの歯との間に物が詰まりにくくなった。
•たった1本の歯だけど、あるのと無いのとでは全然違う。ご飯が美味しいく頂けるのが幸せ。
Dr:お疲れ様でした。とにかく、「痛くない」「恐くない」「短期間で確実に仕上げて、永続的に使用できる」を念頭に日々改良を重ねて取り組んでいます。
患者様が、より元気に、より生き生きと暮らしていただけるように、最新のインプラント施術を良心価格でご提供しています。
〈7/11掲載のブログより〉
生駒(奈良)より40代の女性が1年前に来院。主訴は「近くで左下の歯を抜いてもらった。途中で麻酔が切れるほど、かなり時間がかかった。入れ歯は嫌だったので、『インプラントは出来ますか?』とその先生に尋ねたら、『骨が薄い(陥没)ので、インプラントは無理です。ブリッジにしますか?』と言われた。ますます骨が無くなっていく事が心配だったので、相談に来た。」でした。確かに、ほっぺた側はインプラントを植立できるだけの骨が失われていた(陥没)ので、骨を増大させるための手術をまず当院で行いました。
その結果、インプラントを植立させることに必要な骨の厚みに仕上がっている事が確認できました。これならインプラントも大丈夫です。
ところが、欠損部の横の歯が、かなり後ろに傾いています。このようなケースでは、植立したインプラントの角度や深度にミスが生じやすくなります。そこで、ノーベルバイオケア社製の「サージカルガイド」を使用して確実な手術を行う計画をたてました。
ノーベルクリニシャンを使って、インプラントの適正な植立位置(角度、深さ)や仮想の歯をシュミレーションします。このデーターをノーベルガイド社に送信して、ガイドを注文しました。
出来上がったサージカルガイドを使って手術が始まりました。
ガイドを使用すれば、神経を傷つけたり、アゴを突き抜くような事故がなくなるので、患者様も安心して手術を受けて頂けます。
サージカルガイドどは、ドリル器具がわずか1㍉、わずか1°の角度もズレることなく安心・安全に手術を進めるための医療器具です(当院では追加料金なし)。
自己血液を使って、自家血小板含有フィブリンゲル(CGF)を院内で製作します。
これを、抜歯痕やインプラント整形部に添加させて痛みや腫れを抑えます。
新発売されたばかりの「On1ベースアバットメント」を使って、無事に完了しました。
〈患者様の感想〉
•手術の前日はあまり眠れなかったが、手術中は殆ど覚えていなく、よく眠れた。
•家に帰ってからも、痛みや腫れも殆どなかった。
•2ヶ月後の仮歯が楽しみです。
※ 使用インプラントメーカー:ノーベルバイオケア社製のアクティブ直径4.3-長さ11.5㍉
※ 静脈麻酔鎮静法は、インプラント施術を受けられた方に限り何度でも無料です。
※ お支払いは、2分割〜5分割まで選択可能です。
奥歯の倒壊 なんとかしたいが怖くて放置
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント
生駒から50代の女性。横向きの親知らずを点滴(静脈麻酔鎮静)を使って抜歯された娘さんの紹介で来院。主訴は「奥歯がノド側に倒れてグラついている。他院で治療中の歯(=点線)もグラグラしている。右下は痛くて噛めないので『抜歯』は覚悟しているが、怖くて悩んでいる。」でした。
話し合いの結果、グラついている歯は抜歯させていただき、その代わりにインプラントを移植して、しっかり噛める奥歯を作ることになりました。
「今まで点滴は上手くいった試しがない」ことを事前に聞いていましたが、運良く点滴のルートを確保することが出来ました。
いよいよ、ゆっくりリラックスして頂いての手術が始まります。
本日は、①抜歯+②インプラントの移植+③インプラント周囲の骨の増強手術(AFG & CGF使用)を同時に行う予定です。
インプラントを移植する際に、気をつけなければならない重要事項がいくつかあります。その一つに「正しい位置(ポジショニング)」があります。歯列(両隣)に対しての最適な位置。噛み合わせ(上下)に対しての最適な位置。この最適な位置を外してしまうと、『歯磨きが思う様に出来ない。歯間ブラシが窮屈で入らない。出血や異臭が絶えない。』といった問題が一生続きます。
家作りに図面(設計図)が欠かせないように、インプラントにも計画図面や安全ナビゲーションが必要です。それが「サージカルガイド(ステント)」と呼ばれるものです。当院では、無料で全てのインプラント手術に、この「サージカルガイド(ステント)」を用意して、図面通りの場所に寸分の狂いなく正確に植立させています。 続きを読む
親知らず 腫れてもう懲り懲り
カテゴリ:Dr.鈴木日記 親知らず 親知らずを静脈麻酔鎮静法で 静脈麻酔鎮静法
西宮市から20代の女性。職業モデル。主訴は「歯医者が恐い。でも以前、左下の親知らずを我慢して抜いた時、すごく顔が腫れて仕事にも影響した。残りの親知らずはもう絶対に抜かない!と思っていたけど、『横向きの親知らずが前へ押すと、前歯の歯並びが悪くなる』と言われていたので、腫れずに抜いてくれる歯医者を探していた。それから、歯を抜く時に、唇や顔を引っ張らずに抜いて欲しい。」でした。
レントゲン撮影の結果、右下の親知らずも左上の親知らずも歯茎の中に完全に隠れている厄介な歯である事が判明しました。患者様のリクエストに出来る限り応えられるように努力しました。
歯茎の中に完全に隠れている親知らずの歯の抜歯は、やはり難しいです。
静脈麻酔鎮静法を使っての抜歯を行いました。
歯茎を開くと、下顎の骨の中に完全に包囲されている親知らずの歯を確認することが出来ました。
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台風21号の影響でもセレック強し
カテゴリ:Dr.鈴木日記 審美 歯科全般
台風の影響で、昼前には近鉄電車も運休となったあの日、ひとりの患者様が午後3時から来て下さいました。いつもはお忙しい方なのですが、その日は台風の影響で自宅待機とのこと。キャンセルも相次ぎ、午後から休診予定の私達でしたが、銀歯と変色した前歯の2本をセレックを使ってセラミック(オールセラミック)に代える(完成させる)ことになりました。まず、下の奥の銀歯を取り外し、キレイに形を整え直して、ビデオカメラで削った歯を読み込む準備を行いました。外の雨風は、一段ときつくなっています…
お口の中の状態が、カメラで読み取られ、PCに映し出されたところです。
理想的な歯の形、大きさ、噛み合わせ、窮屈さを全て私がPC画面でプログラム操作します。
奥歯のセラミックが、治療開始から1時間半後にツヤだしまで完成(納品)しました。
続けて、5年前に何処かで入れた前歯。保険の前歯は、月日と共にツヤは失われてしまいます。
保険の被せ物を外して、形を整えセレックのカメラでスキャン(読み込む)する準備を行いました。
※歯と歯茎の境界線をくっきり明示(スキャン)させるために、細・太2種類の糸を円を描くように挿入しています。
お口の中の状態が、PC画面に映し出されました。
前歯の長さ、厚み、傾き、形を患者様のお口の中を見ながら最適な設計を私が行います。
前歯に取りかかってから、2時間後には自作のオールセラミックの被せ物が完成いたしました。
台風の影響で、電信柱から電線が垂れ下がり、電話回線もしばらく不具合が生じていましたが、修理工事も無事終わり、やっと正常に戻りました。しばらくの間、予約電話の患者様には大変ご迷惑をおかけいたしました事をお詫び致します。
〈New〉 前歯のセラミック治療のセカンドオピニオン
カテゴリ:Dr.鈴木日記 審美 歯科全般
20代の女性。主訴は「他院でオールセラミックの前歯(11万円)を入れてもらったが、色が合ってない。何度かやり直してもらったが “これでもう限界” と言われた。鈴木先生はどう思います?」でした。
Dr「そうですね、色がすこし暗いですよね。被せの中に問題があるのではないでしょうか?」
患者さんには気の毒ですが、入れて間もないセラミックを外して、やり直すことにしました。
その結果、歯を補強するための芯に金属が使用されていることが判明しました。患者さんの不満の原因(前歯が暗く見える)がここにありました。オールセラミックを装着する場合、白色の補強芯を入れなければオールセラミックの美しさを反映させることは出来ません。
白色の土台+オールセラミック=自然な感じの前歯!
当院で、金属の補強芯を撤去し、白色の補強芯を代わりに装着いたしました。この上に、私が製作するオールセラミックを被せることにしました。
まず、セレックでお口の中をビデオカメラで撮影して、PCにデーターを読み込みます。
次に、PC画面上で、その患者さんに合った歯の形を設計し、その情報をセラミックブロックを加工する器械に送信すれば、オールセラミックの被せ物が完成します。
この後、微妙な色の調整を焼き込んでいきます。
私が作ったオールセラミックの歯が、完成いたしました。
〈患者さんの感想〉
•わずか3回の診察で治して頂きありがとうございました。
•1本6万円で助かりました。ありがとうございました。
早朝勉強
カテゴリ:Dr.鈴木日記
秋と言えば食欲、読書、運動会ですよね。そこで我が家の『秋』を少し紹介したいと思います。息子は現在一年生ですが、昨年の9月1日より一年間、ほぼ毎朝休む事なく息子と一緒に早朝勉強を続けてきました。横で息子の勉強を見ながら、自分のブログ症例作りを行うといった具合です。笑かしながら、微笑みながら、時には怒鳴りながら、ひらがなの音読、絵本の読み聞かせ、計算問題のサポートをしています。下に幼い妹が二人いることもあり、落ち着いて勉強をしっかり見てあげる環境が整っていなかったことが、早朝勉強を始めるきっかけとなりました。遊びと勉強、OnとOffのバランスが上手く出来る豪快な息子になってくれることを願っています。
先月、本当に一年間よく頑張った息子と二人、1泊旅行に行ってきました。ただし、この日も朝ご飯の前にはしっかり1時間勉強しましたよ。偉い!
今日は、我が家の『勉学の秋』を御紹介しました。
私も息子に負けじと10月(講師:Dr.林楊春FIDI)、11月(講師:Dr.鈴木真名東京SJCD)ともに東京へ学術会に行ってまいります。
私も歯が大きく見える拡大ルーペを常に使っています。
カテゴリ:Dr.鈴木日記
私の場合、拡大ルーペは、昼休みを除いて朝から晩まで肌身離さず頭の上に乗っかっています。
拡大ルーペにも2種類(プリズムビュー1台、アイマグ2台)ありまして、用途に合わせて3台を使い分けています。裸眼での精査性には限界がありますので、LEDライト付き拡大ルーペの使用は、私のベースラインです。歯医者にとって非常に有難い時代になりました。感謝、感謝。











