初診:ブルーラジカル治療の流れ
はじめに
CTレントゲン診査で歯根の先に黒い影(腫瘍:ゴム状の膿塊)で覆われている時は、ブルーラジカルでは対処出来ません。
ブルーラジカルで改善出来るのは「歯根の先に骨が残っている重度の歯周病」のみです。
インプラを含め歯周病手術を数多く手掛けてきた私が、手術を行わず、ブルーラジカルだけで歯肉の改善を図れるようになりました。
1本の歯にブルーラジカルを3〜5分程かけて‘歯周病菌をゼロ’にして“歯周病の進行ストップ”を目指します。
歯周病には軽度(P1)〜重度(P4)の4段階があります。歯周病の詳しい説明・予防・治療については下記をご覧ください。
①高機能3D歯科用CTによる診断
歯周病の進行を正しく把握するには、高性能の最新CT機器が必要です。 まず患者様の主訴をしっかりと聞き、次にお口の中を拝見し、上記のCT撮影を行った結果、「この歯は残せる」と判断した歯に対して、外科治療で養った数多くの経験を活かしながら「ブルーラジカル」で深いポケット内(6〜8㎜)の歯周病菌を一掃するシュミレーションを行ないます。②保険で基本治療
まず保険適応内の基本清掃を行います。ただし「基本治療」と言えども痛み止めの麻酔を使って私(鈴木)が歯周ポケット内の掃除をスタートさせます。
この時、今まで見た事のないような大量の歯石や餅状の出血に驚かれる患者様が多くおられます。
深いポケット内には、取り残しの歯石、無数の歯周病菌、白血球の死骸よる血餅、などが多く残っています。 私が掃除をすることにより良くないこの状況をブレイクさせます。
これは、ブルーラジカルを使用しなくても「保険の基本治療だけで治せる歯」、「基本治療だけでは難しい歯」とを選別する狙いもあります。
自費治療ですので「必要な歯だけを厳選してブルーラジカルを使用する」。これが私の考えです。
この作業によって、ブルーラジカル(本番)に向けての、傾向を知り、対策を私が練り上げます。
③ブルーラジカルで仕上げ
上記②の治療より約3週間後、再び麻酔を用いてポケット内の最深部まで徹底的に超音波スケーラーで掃除をします。それが終わりましたら「ブルーラジカル:薬剤(過酸化水素水)と光(405青色波長)」で最後の仕上げに入ります。一連の治療は全て私(鈴木)が行います。任せて下さい。
※ブルーラジカル治療は、保険適用外ですので自費診療となります。
問診票(下記)及び治療費について
まずは下記をお読みになって、診察希望の方は当院の歯周病専用ダイヤル【072-988-5200】までご連絡ください。(AM9:30〜PM18:00)
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【ブルーラジカルの流れ】
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一般歯科の初診の流れ
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