60代の奈良市内の女性。 主訴は「 かかりつけの医院で『根の先に膿ができているので抜歯の必要がある』と2年前から言われている。最近、歯茎が腫れ出して、柔らかい物も噛みにくい。 TVコマーシャルで【あんしんインプラント】を知って、提携歯科医院に連絡をしてみたが、どうやら【あんしん=寝ながら手術】という訳ではないらしい。どうしても寝ながら手術をしたければ、点滴の出来る先生を呼ぶのに【別途80,000円】が必要と言われた。
こんな恐ろしい手術を受けるのに、大きく口を開けたまま1時間も手術に耐えれない。
どこが安心なの?と思っていたら、主人の友人に鈴木歯科医院を紹介してもらった。
静脈麻酔鎮静法(当院でインプラントをされる方は無料)を行いながら、まず問題の歯を抜歯しました。
抜歯後、あご骨に強固に付着している腫瘍の塊を時間をかけて剥ぎ取ります。
これが成功の秘訣となります。
外側の骨は大きく欠落していましたが、内側の骨は硬くて良質の骨でしたので、抜歯と同時にインプラントの移植を行いました。
(手術の回数を減らす事も安心インプラントにつながります)
自己血液を使ってCGF(コラーゲン)を院内製作しました。
また、このコラーゲンを用いてバラバラの人工骨を一塊にします。
※骨を造成するのに別途35,000円だけはいただいています。
インプラント周辺の骨の欠落部分に人工の骨をカバーします。
さらに、患者さん自身の骨を採取したものを、人工の骨の上にカバーして2層構造で強化します。
完璧な手術が完了しました。
ここまで約1時間。患者様は寝息をたてて寝ておられます。
1回目の手術から3ヶ月後にインプラントの歯が完成しました。
※静脈麻酔鎮静法、PRP法(CGFコラーゲン製作)、仮歯、セラミック完成まで総額450,000円
元気・やる気・Dr.鈴木のコラム
10/31(火) CM「あんしんインプラント」でも寝ながら手術は出来ないの!?
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント 歯科全般
10/12(木) コンプレックス犬歯をインプラントで解消
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント 歯科全般
吹田市より30代の女性。主訴は「中学生の頃から犬歯が変な方向に生えていて困っていた。4連続のブリッジを犬歯の前に並べて変な犬歯を隠してきたが、食べ物が詰まりやすく、歯ブラシもすぐに痛む。別の歯科医院で相談すると『犬歯を抜歯すると、陥没が大きくなり見た目が悪くなる』と言われ、このままの状態でいる。犬歯を抜いてインプラントにしたかったので、骨を作る技術の歯医者をネットで調べてここに来た。」
院内CTを使って犬歯の大きさと再生に必要な骨の量をチェックして、インプラントを前提とした抜歯をしました。
抜歯と同時に骨の造成(再生療法)も行いました。
骨の造成を行なってから5ヶ月後、インプラントの手術を行いました。
犬歯の抜歯により、大きく欠落していた抜歯穴は、硬いしっかりした骨に再生していました。
インプラント体を移植する前に、PRP法(凝縮コラーゲンを骨の中に充填します)を行い、インプラントの成功率をより高めます。
インプラント体(ノーベルバイオケア社製のアクティブ)の表面にもPRP法加工を行います。
理想的な位置に移植が出来ました。
インプラントの横隣りの歯は、傾きがキツかったため、部分矯正(無料)をスタートさせました。
手術後3ヶ月の状態です。いよいよ型取りを行います。
内側に傾いていた犬歯に代わって、インプラントの歯が綺麗に仕上がりました。
治療を始めて10ヶ月ほど経ちましたが、綺麗な歯が並ぶことで患者様にはとても満足して頂けました。
8/11 真夏の熱いハード・インプラント連戦④
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント 歯科全般 静脈麻酔鎮静法 骨の最新再生医療
R5 8/8 連載最後のインプラント手術。出身大学の知人からの依頼、尼崎市60代男性。
主訴は「インプラント手術を2年前にしたが、グラグラ揺れてスルッと抜けた。
患者さんの喉もと付近に麻酔(伝達麻酔)をすると咳が出てきて、手術中に動く模様。オペ時、咳をされる度にひどく揺れて、微妙に手元がズレた事が上手くいかかった原因の一つらしい。
『いつになったら骨が元に戻って、インプラントで噛めるようになりますか?』と詰め寄られて困っている。申し訳ないが、助けて欲しい。」でした。
患者様の承諾を得て石切での手術(当院では骨の再生とインプラント移植のみ、型取りは知人医院にて)が決定。
当院ではインプラント治療の方、全てに静脈沈静麻酔(平均5万円相当の追加料金なし)を行なっています。
※ アゴ骨を削る時のドリル音と振動が、身体の硬直と精神的苦痛を招く。それが1時間近くも続くのは私なら辛い)。
患者様には、「1回目の手術では骨の再生のみにとどまると思いますが、残存の骨を上手く使ってインプラント移植が出来れば骨の再生を同日に行います。そこは私に任せて下さい。」と説明。
私が手を掛ける時点でこの先、全てが自己責任。その覚悟を持って知人から頼まれた手術を引き受けました。
切開して直接現状をチェック。申し訳ないがインプラントを撤去しただけでは、骨は全く自然に増量していませんでした。
ちょうどその頃、知人Dr.が訴えていた「咳」が歯科用麻酔を注射した頃に始まりました。
耳に触るような大きな咳で患者様も大変そうです。
点滴に使う薬をコントロールしながら、インプラント移植の可否を探りました。
歯列のやや内側に長いインプラント芯を選択して移植しました。
このインプラント芯の表面には、新世の骨と結合しやすい工夫(ハイドロキシ・アパタイト加工)が施されています。
工夫されたインプラント芯をCGF(自己血液由来コラーゲン)に30分ほど浸透させて、インプラント芯と骨との定着を更に高めていきます。
無事に2本のインプラント(脱落部に1本、新たに1本。計2本の連結で丈夫にさせる)が入りました。
骨の移植直後や縫合時も咳のため体の動きに落ち着きが無かったため、写真は割愛(より完璧な手術を優先するため)しています。
スタッフ共々いつも以上に気の張る、困難な手術が無事に完了しました。
手術後の画像です。治療計画通りの完璧な結果です。「上手く行ったで。4ヶ月ほど待ってから型取りをしてよ。」と知人Dr.に伝えました。
〈後日の電話〉
「手術の事は、全く覚えていない(静脈麻酔沈静法の効果)。手術中に咳をしていたことも、途中でトイレに行ったことも覚えていない。非常に楽でした。ありがとうございました」との事。
暑い夏は続きますが、気合を入れて引き続きがんばります。
8/8 真夏の熱いハード・インプラント連戦③
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント 歯科全般 静脈麻酔鎮静法 骨の最新再生医療
50代の京都市内男性。主訴は「 昔、石切に住んでいて治療をしてもらったことがある。 前歯の1本入れ歯(事故)を、京都の歯医者でインプラントにしようと思っている。
レントゲンを撮ったところ、隣の歯根の先に黒い影が見られたので、先に膿をとる手術を約1年前にした。
その手術をしてから、歯肉が凸凹になり、指で抑えると石が埋まっている様なゴロゴロ感がするようになった。院長は『問題ない』というが、いっこうに治らない。先生の連載ブログをかなり見て、覚悟して来た。」
当院のCT画像の結果、本来の歯根端切除術(歯科の専門用語)からかけ離れた①歯牙の取り残しと②人工的な大きな異物が詰められている事が判明しました。
歯肉の凸凹と石が埋まっている感はこれでは?と考えられました。
せっかく手術をしたのに治るどころか、膿の範囲の拡大が疑われます。
最悪の場合、抜歯を宣告されてもおかしくはありません。
CT画像を側面から見たところ。
患者様より、「京都でインプラントの契約や前払いをしていない。また当院で寝ながら静脈麻酔鎮静法をしながら、インプラントの手術と違和感の残る前歯の治療を同時にして頂きたい」等の要望がありましたので、お盆前に両処置を行いました。
R5 8/7 手術開始。
切開すると即、違和感の原因が判明しました。
歯肉の内側にはアマルガム金属(歯科用水銀)が豊満に充填されていました(石ではなかった)。
また根の先端の後背部(前面部だけが切削)から膿の塊も見つかりました。
時間をかけて違和感の原因と思われる全てのモノを取り除きました。
インプラントの手術は、ごく短時間で完了しました。
凸凹していた歯肉直下の骨の空洞部に、人工の骨(β-tcp)とコラーゲン(CGF)をMIXしたものを充填して、骨の再生を促しました(無料)。
人工の骨(β-tcp)とコラーゲン(CGF)。これらを使って骨の空洞の再生治療を行います。
コラーゲン(インプラント部の歯肉の増厚)と骨のMIXを充填して手術の終了です。
次の日の術後の電話では、「痛みも腫れも全くなく、痛み止め薬は全く飲んでいない。こんなに痛みがないとは思いもしなかった。嬉しすぎる」とのこと。
10月にはインプラント根にセラミックの白い歯が、早々に入る予定です。
※ 痛みは腫れは本当に個人差があります。痛みや腫れを抑える努力は誰にも負けないくらい実行しているつもりですが、それらを上回る体質の方が実在するのも現状です。早期回復を目指して常にがんばっています。
※ 他院の行った仕事に手を出すようなことは基本は致しません。後になって「どっちが悪い!誰の責任?」等のつまらないトラブルを避けるためです。
医療は患者と医者の信頼関係があってはじめて上手くいくものと考えています。その信頼関係が崩れていると感じた場合、私は手を引きますし、逆に私を信じてついて来て下さっている方には損得度返しでこちらが納得するまでトコトン時間をかけて寄り添います。
8/7 真夏の熱いハード・インプラント連戦②
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント 歯科全般 親知らずを静脈麻酔鎮静法で 静脈麻酔鎮静法 骨の最新再生医療
8月に入ったお盆前のこの時期、腫れや痛みを考慮して連休前に手術を希望される方がいます。
近所の方、大阪以外からお越しの方、他院でインプラントがうまくいかなかった方。
俗に言う「難症例」をこれから連日、施術します。
治療準備計画(シュミレーション)は完璧です。後はリアル(緊張)オペを画像を通じてお伝えします。 院長
奈良より60代後半の女性。主訴は「友達の紹介です。半年前に入れ歯を作った。元々入れ歯の金具が掛かっていた前歯はグラグラしていたが、最近ひどくて入れ歯を使っていない。今回はインプラントを考えているが、前歯をきちんと対応してくれそうな先生を探していた」でした。
下の前歯が出っ歯なため、上の前歯にトラブルを生じさせています。
院内のCT画像で歯根の先端に亀裂が判明(側方)
前方からも亀裂線を確認
前歯同士の噛み合わせが強いとこのような事になります。
R5 8/5
抜歯した穴跡に1本、その他の前歯の部分に2本、計3本のインプラントの移植を行いました。
抜歯穴にインプラントを移植した箇所に骨の欠落部が生じますのでそれを補う施術も同時に行います。
3本のインプラントが上手く施術できています。
今回も静脈麻酔鎮静法を用いて手術の記憶がほぼ無い状態で行いました。
看護師さん泣かせの腕(必ず婦長登場)とお聞きしていたとおり、私も留置針の挿入に苦戦いたしましたが(むしろ手術の方がスムーズだったかな!?)なんとかルートを確保して、再生治療も上手く出来ました。どうもお疲れ様でした。
8/5 真夏の熱いハード・インプラント連戦①
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント 歯科全般 静脈麻酔鎮静法 骨の最新再生医療
8月に入ったお盆前のこの時期、腫れや痛みを考慮して連休前に手術を希望される方がいます。
近所の方、関西以外からお越しの方、海外から一時帰国の方、他院でインプラントがうまくいかなかった方。
俗に言う「難症例」をこれから連日対処します。
治療計画(シュミレーション)は完璧にしました。後はリアル(緊張)オペを画像を通じてお伝えしていきます。 鈴木
大阪市内の歯科恐怖症女性。グラグラしていた2連結の奥歯を騙し騙し使っていたが、とうとう脱落 (R5 1月)。
絶対入れ歯は嫌とのこと。
歯科の治療が何よりも怖い(座るだけで手汗)。常に静脈麻酔鎮静で寝ながら施術をしてくれる
医院を探していた。
抜歯とインプラントの同時移植を試みたが、あまりにも骨の欠落が大きいため、段階を得てまずは抜歯と上アゴ骨の造成再生(R5 2月)。
※ 上アゴの骨の増強手術をするとかなりの頻度で鼻血や鼻水が出やすくなるが時間の経過で症状は治ります。
最も安全な方法で骨の再生治療の準備を行います。
R5 8/3
骨の手術から半年後、インプラントの移植手術を行いました。
確実に骨の増量は認められました。後は経験で骨の硬い部分を選んで、最適な場所に最適な種類のインプラントを移植します。
無事に手術が完了しました。インプラントの周囲の骨を強化しておくことが最大のポイントでした。
〈次の日の様子〉:前回の抜歯(骨の再生手術)の時のように鼻血は出ませんでした。手術自体は、記憶が全くない位よく寝て楽にできました。とても感謝しています。
〈今後の予定〉骨の質が柔らかかった為、3ヶ月程空けてから型取りをする予定です。あともう少し!お疲れ様でした。
6/25 どうする前歯 東京SJCDの偉大な先生とは?(インプラント)
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント 歯科全般 静脈麻酔鎮静法 骨の最新再生医療
東大阪市、60代の女性。 主訴は「 3ヶ月前、つまずいて前歯を強打した。 今は特に痛みはないが、歯茎を指で押すと膨れているのが分かるし、グラグラも続いている。歯並びは特に問題ない。幼馴染の御主人(山崎長郎先生)に東京の勉強会(SJCD)で講演しているような著名な方がいる。まずは鈴木先生に異常がないかを見て欲しい。」でした。
見た感じ、特に異常はないように思えたのですが‥。
歯科用の最新CT機種で診査したところ、前歯にひどい脱臼が認められました。
歯科用の3D画像に写る「前歯の脱臼」と「歯根を支える上顎骨の骨折」の説明をしました。
これらの画像をスマホで撮影されて、東京で抜歯とインプラント治療をするか検討されることになりました。
その結果、東京での治療は何かと不便なため、当院で施術を受けるとのこと。
とても身の引き締まる思いです。
手術が始まりました。CT画像と全く同じ状態の歯根の脱臼と骨の剥離骨折を確認しました。
脱臼した歯を抜歯する際、剥離した薄い骨(貴重な)を少しでも温存しておきたいので、慎重に作業を進めました。
骨折の状況により、手術の方法やインプラントのサイズ、長さ、角度が刻々と変動していくと思われたため、本日はノーベルバイオケア社のXガイド・ナビゲーションを使用せずに、私の経験を全集中させて施術を進めました。
結果、ノーベルバイオケア社の®️アクティブ 直径3.5㎜、長さ11.5㎜のインプラントを移植することに成功しました。
完成される前歯をイメージしながら、逆算して審美に最適な骨の位置にインプラント体を移植しました。
骨が割れ、欠損した箇所の歯茎は、大きく下がる(陥没する)傾向があります。
それを防ぐために、自己血液から院内製作したコラーゲンとβ-tcpを混ぜ合わせた物をインプラント体の周辺に十二分 充填します。
当院では「寝ながら安心インプラント」と「成功率100%」を本気で目指していますので、当院でインプラント手術を受ける全ての方は静脈麻酔鎮静費用とコラーゲン製作(CGF)費用を手術代(15,000円)の中に含めています。。
更にコラーゲンのシートを何層にも重ねて歯茎のボリュームを落とさないようにして手術を終えました。
手術から3ヶ月半後、いよいよ型取りの日がやって来ました。
色合わせにも神経を尖らせた渾身のセラミックの完成品が届きました。
患者さんの反応が気になります。
【患者様の声】
「全くインプラントの歯とは分からない。上出来よ先生!ありがとう。」と喜んでいただけました。
【 Dr 】
本当に良かったです。ただし、このような成功写真は、歯科医の満足だけが伝わり、患者様の緊張感や手術時の苦痛は発信されていません。
本当の声「安心できるインプラントとは一体?」その結果
・短い治療期間
・注射はインプラント手術日の1回だけ。その手術も点滴をしながら怖くない、痛くない、腫れさせない
・治療費は良心的
・保証期間は10年(毎年メンテナンスに来院して頂くことが条件)
・院長が必ず最初の手術から、中間の型取り、最後の完成まで総てをしっかり監視する
これが鈴木歯科医院の「本当に安心出来るインプラント」の定義の源となっています。
本当の声あんしん出来るインプラント
6/13 奥の歯根、お薬交換に1年間。次は最新リグロス手術(インプラント)
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント 歯科全般 骨の最新再生医療
40代の東大阪市の主婦。主訴は「1年前、歯茎に突起物が出来たので、主人(開業医)の知人の歯科医院に行って 根管治療を開始した。 お薬交換を月に2回ほど続けているが、未だ強く噛むことが出来ず、しっくりしない。『次回、リグロスというお薬を使って歯茎の手術をする(自費15万)』と言われたので、不安になってネットで調べて鈴木歯科に来た(セカンドオピニオン)。歯は抜かずに残したい。」
当院のCT画像での診断の結果、現在行っている根管治療では治せない程の大きな膿の塊が歯根の周囲にあることが分かりました。
御主人を交えた話し合いの結果、奥歯を抜歯してインプラントを入れることに決まりました。
歯根の周りの骨が大きく 溶けているため、「抜歯とインプラントの植立と骨の再生」の3つを同日に行う事は難しい旨を伝えて、手術に取り掛かりました。
抜歯を行い、骨に付着していた不良肉芽腫瘍を徹底的に除去いたしました。
幸いにも太いサイズのインプラントを所持しており、フィットも良好でしたので、抜歯跡の部分にノーベルバイオケア社のワイドインプラント(直径5.5㎜、高さ10㎜)を同日に植立しました。
当院では インプラントを植立させる骨の部分にたっぷりのコラーゲンの塊(CGf)を挿入します。
またインプラント本体は、コラーゲンの塊(CGF)の中に約15分ほど浸しておきます。
不足した骨の欠落部には人工の骨(β–TCP)とコラーゲンの液体(AFG) を混ぜたものを補填していきます。
抜歯とインプラントの植立と骨の再生医療を3つ同時に終える事が出来ました。
縫合直後の状態。 インプラントと骨ががっちり結合するの約3ヶ月待ちます。
手術から3ヶ月後の状態です。型取りを行っていきます。
出来上がったインプラントを小さなネジで固定させて全て完了です。
仮歯の段階で、しっかりなんでも不安なく噛めるようになり「 抜歯はためらったけど、結果的にインプラントを選択をして良かった」と御夫婦で喜んで下さいました。
【治療費】
・ 手術代 15,000円
・ 不足している骨の補填代 35,000円
・ インプラント1本あたり総額 350,000円(材料含む)
・ 仮歯 10,000円
※ 静脈鎮静麻酔:インプラント手術を受ける方は、全員無料でDr.鈴木が点滴を行っています。
※ 採血して作るコラーゲン(CGF、AFG)は手術を成功に導くものですので、一切お金はいただいておりません。
寝ながら本当にあんしん
安心インプラント
インプラントの流れが分かりやすい院長自作のパンフレット無料配布中!
ここまで来た!安全インプラント用のナビガイド‼︎
カテゴリ:お知らせ インプラント
これがX-guideです。治療計画をした理想的な位置に、インプラントのネジを正確に植立させてくれる優れものです。
発売当初、「長年の経験と実績があるのだから、こんなの要りませんよ!」なんてタカをくくっていましたが、一度使い始めると、施術時間の短縮と医療事故へのストレス軽減に 自分が一番驚いています。
まずはフランス製の最新CT機器でお口の中をレントゲン撮影します。
赤丸が抜歯とインプラント移植を同日に手術する予定の部分です。
1つの歯を ①頭上 ②真っ正面 ③横側面 の3方向から歯根の周りの骨の状態を分析します。
精度の高いCT機器を使っているため、骨の状態を事前に正確に把握することが出来ます。
インプラントを頭上からの理想的な位置をマークします。
次に最適な噛み合せの位置を考慮して、正面からの理想的な深さや角度を設定します。
最後は横からの理想的な位置の確認です。下顎には太い神経が走行しているため、最も注意するべきポイントです。
3Dナビゲーションソフトに理想的なインプラントの位置が立体的に登場してきました。
実際の手術でもこの位置にインプラント植立が可能となります。
デジタル印象と言われるもので、セレックのカメラを使ってお口の中を撮影し、 パソコン内にデータを入力します。
この作業を院内で可能なのは、セレックを持っている医院の最大の強みです。
これは、セレック画像とCT画像を合成させたリアル画像です。
いよいよ手術が始まります。骨の中にドリルがどのような角度で、どのような深さで侵入しているのか刻々とモニターに表示されて来ます。
音と画像で手術の進行を知らせてくれる ため、ドリルの先端にあたかも目がついているように感じます。
X–guideを使用するまでは自分の目だけを頼りにインプラント手術を行ってきたわけですからX−guideに100%頼りきるのではなく今までの経験も併行させながら手術を進めて行きます。
私達が施術をしやすくなっただけでなく、電話でのお問い合わせで「 Xガイドを使ってインプラント手術をされていますか?」があることにSNS時代を感じます。
※ Xガイドを使っての手術に追加費用は頂いていませんので御安心ください。
2/23 歯茎のニキビ、3回も切ってるのに再凸 どうして?(インプラント)
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント
20代の大阪市内の美容クリニック勤務女性。主訴は「4年前に他院で1本インプラントの手術をした。同時に、隣の歯も白いセラミックの被せ物に代えた。被せ物を取り除く時にバキッと嫌な音がした。その後、奥歯で強く噛むと違和感が出るようになり、担当医に相談したが『特に問題はないですよ』と言われた。しかし2年くらい前からニキビ様の膨らみが歯茎から出てくるようになり、メスで吹き出物をつぶす施術を何度か行った。最近また吹き出物が現れたので担当医の元へ行くも既に退職していて新しいDrが担当することになった。とても不安になったので勤務先のマネージャーの紹介で鈴木歯科に来た。」
CT画像でチェックするとニキビの出ていた近くの歯にヒビと骨の大きな消失を確認。状況をきちんと伝えました。
結婚を控えていて、顔の輪郭を変えたくないといった希望がありましたので、当院で抜歯とインプラント施術を行うことになりました。
歯肉を切開するとホッペタ側のアゴ骨が大きく消失していることが確認出来ました。
消失部も大きかったためインプラントの同時施術をためらいましたが、残された骨をうまく利用して抜歯&インプラントを行うことが出来ました。
ただしインプラントの周囲には当然骨の不足している所があったため、人工骨を補充して「骨の再生(コラーゲンCGF入)」を行いました。
術後3ヶ月後の状態。 黄色の点線のNewインプラントはしっかり定着していたので、型取りを行いました。
インプラントはネジモノの為、単体よりも連結にした方がより安定性が増すので、白いセラミックの被せ物を2連結にして装着しました。
術後開始から4ヶ月後の完成状態です。
「4年前にインプラントを入れてからやっと何でも噛めるようになって嬉しい!!」と
喜んでいただける結果となりました。
「結婚式の前撮りまでに完成させたい」とリクエスとがありましたがキレイな写真が撮れましたとの報告がありホッとしています。