これがX-guideです。治療計画をした理想的な位置に、インプラントのネジを正確に植立させてくれる優れものです。
発売当初、「長年の経験と実績があるのだから、こんなの要りませんよ!」なんてタカをくくっていましたが、一度使い始めると、施術時間の短縮と医療事故へのストレス軽減に 自分が一番驚いています。
まずはフランス製の最新CT機器でお口の中をレントゲン撮影します。
赤丸が抜歯とインプラント移植を同日に手術する予定の部分です。
1つの歯を ①頭上 ②真っ正面 ③横側面 の3方向から歯根の周りの骨の状態を分析します。
精度の高いCT機器を使っているため、骨の状態を事前に正確に把握することが出来ます。
インプラントを頭上からの理想的な位置をマークします。
次に最適な噛み合せの位置を考慮して、正面からの理想的な深さや角度を設定します。
最後は横からの理想的な位置の確認です。下顎には太い神経が走行しているため、最も注意するべきポイントです。
3Dナビゲーションソフトに理想的なインプラントの位置が立体的に登場してきました。
実際の手術でもこの位置にインプラント植立が可能となります。
デジタル印象と言われるもので、セレックのカメラを使ってお口の中を撮影し、 パソコン内にデータを入力します。
この作業を院内で可能なのは、セレックを持っている医院の最大の強みです。
これは、セレック画像とCT画像を合成させたリアル画像です。
いよいよ手術が始まります。骨の中にドリルがどのような角度で、どのような深さで侵入しているのか刻々とモニターに表示されて来ます。
音と画像で手術の進行を知らせてくれる ため、ドリルの先端にあたかも目がついているように感じます。
X–guideを使用するまでは自分の目だけを頼りにインプラント手術を行ってきたわけですからX−guideに100%頼りきるのではなく今までの経験も併行させながら手術を進めて行きます。
私達が施術をしやすくなっただけでなく、電話でのお問い合わせで「 Xガイドを使ってインプラント手術をされていますか?」があることにSNS時代を感じます。
※ Xガイドを使っての手術に追加費用は頂いていませんので御安心ください。
元気・やる気・Dr.鈴木のコラム
ここまで来た!安全インプラント用のナビガイド‼︎
カテゴリ:お知らせ インプラント
2/23 歯茎のニキビ、3回も切ってるのに再凸 どうして?(インプラント)
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント
20代の大阪市内の美容クリニック勤務女性。主訴は「4年前に他院で1本インプラントの手術をした。同時に、隣の歯も白いセラミックの被せ物に代えた。被せ物を取り除く時にバキッと嫌な音がした。その後、奥歯で強く噛むと違和感が出るようになり、担当医に相談したが『特に問題はないですよ』と言われた。しかし2年くらい前からニキビ様の膨らみが歯茎から出てくるようになり、メスで吹き出物をつぶす施術を何度か行った。最近また吹き出物が現れたので担当医の元へ行くも既に退職していて新しいDrが担当することになった。とても不安になったので勤務先のマネージャーの紹介で鈴木歯科に来た。」
CT画像でチェックするとニキビの出ていた近くの歯にヒビと骨の大きな消失を確認。状況をきちんと伝えました。
結婚を控えていて、顔の輪郭を変えたくないといった希望がありましたので、当院で抜歯とインプラント施術を行うことになりました。
歯肉を切開するとホッペタ側のアゴ骨が大きく消失していることが確認出来ました。
消失部も大きかったためインプラントの同時施術をためらいましたが、残された骨をうまく利用して抜歯&インプラントを行うことが出来ました。
ただしインプラントの周囲には当然骨の不足している所があったため、人工骨を補充して「骨の再生(コラーゲンCGF入)」を行いました。
術後3ヶ月後の状態。 黄色の点線のNewインプラントはしっかり定着していたので、型取りを行いました。
インプラントはネジモノの為、単体よりも連結にした方がより安定性が増すので、白いセラミックの被せ物を2連結にして装着しました。
術後開始から4ヶ月後の完成状態です。
「4年前にインプラントを入れてからやっと何でも噛めるようになって嬉しい!!」と
喜んでいただける結果となりました。
「結婚式の前撮りまでに完成させたい」とリクエスとがありましたがキレイな写真が撮れましたとの報告がありホッとしています。
2/13 安倍元首相が倒れた日のインプラント手術結果
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント
2021年の暮れ。奈良・西大寺近辺からの患者様(偶然)。主訴は「痛みと腫れのある奥歯を地元のかかりつけ歯医者では“抜歯と入れ歯”を勧められた。インプラント経験者の主人の紹介で来た。」
ご主人同様にインプラントを2本施術することになりました。
ただし、2本目のインプラント移植予定部に骨質の異変を感じました。
数年前に抜歯をされたと聞いていたが、どうやら抜歯と同時に行うべき膿の袋の徹底された除去がされなかったまま今日まで来たと推測されます。
上手くいった1本目と異変のあった骨のレントゲン画像
急遽予定を変更をして、欠落した骨の強化と増量に徹することにしました。
骨をしっかり築き上げてから、再度(半年ほど先)インプラント移植をすることに致しました。
2022年、7月。
骨は2021年末と異なり、しっかりとした骨質に仕上がっていました。
「よし!今日は上手く行きそう…」 そんな手術の真っ只中、安倍元首相の件で良からぬ速報が入ってきました。
それも私の地元の奈良、西大寺で…。
今まで感じたことのない嫌な緊張感が漂ってきました。
患者さんの採血から院内で製作したCGF(高濃度フィブリンを含んだコラーゲン)をインプラント体に充分からめて移植をおこなっていきます。
無事に手応えのある手術が完了しました。
後日、消毒に来られた患者様に手術中の安倍元総理のことをお伝えしたと同時に、帰りに大和西大寺駅の混乱ぶりをお尋ねしましたが、
静脈麻酔鎮静法の影響からかボーッとしたまま帰宅されて何も知らなかったとのことでした。
改めてインプラントの手術に静脈麻酔鎮静法(無料)は役にたっていることを共感しました。
【ここまでが昨年のブログの内容】
〈以下Newブログ〉
2022年7月の手術から3ヶ月後の状態。インプラントがしっかり骨に定着しています。
インプラントネジとセラミックの被せ物をつなぐ中間材料の装着が完了しました。あとは型取りをして完成を待つのみです。
綺麗にセラミックの被せ物がインプラントネジとジョイントしました。
2ヶ月に1度、定期検診に来ていただいていますが、どんな堅いものでもしっかり美味しく咬めているとの事。
決して忘れることの出来ない記憶に残る治療となりました。
8/18 ウミ(膿)が健康な骨を溶かしてグラグラ浮いています(インプラント)
カテゴリ:インプラント 歯科全般
東大阪市の女性。主訴は「歯茎が腫れて、グラグラしていて強く噛めない。かかりつけ医では『歯周病なので歯茎を切ってウミを出せば落ち着く。これで無理やったら神経を抜く』と言われ2回ほど歯肉をメスで切られたが変化なし。セカンドオピニオンで来た。」でした。
よくある通常のレントゲン画像からでは、特に異常なし。
詳細を知るために、当院の最新CTスキャンで同部位をチェックすることに。
当院の最新CTスキャナーで調べてみると、ドングリ程の大きさの骨が溶けて無くなっていました。
「神経を抜いても歯を残してしっかり噛むのは厳しい」などを伝えました。
患者さんは当院での抜歯→(後に)→インプラントを希望されたため、まずは骨の完璧な回復を前提とした抜歯に取り掛かりました。
抜歯跡には、CT画像に写って通りの状態が目の前に現れました。
このままではインプラント治療も出来ない程、骨が欠落していたため、インプラント歯根に耐えれるだけの骨の強化をまず行いました。
院内で制作したコラーゲン(フィブリン)と絡めた人工骨です。半年もすると、陥没した穴は、本物の骨に置換して埋まります。
院内製作のコラーゲン粘膜を人工の骨が流出しないようにカバーします。
人工骨以外は全て院内製作のため、全て無料です。
2022年6月。前回の抜歯から半年が経ちました。ノーベルバイオ社製のXガイド(インプラントナビゲーション)を用いた初めての手術です。
専用PCソフトで手術のシュミレーションを繰り返し行っているため、当日の手術は短時間で終わります。
いよいよ手術開始。6ヶ月前に作った骨はこちらがビックリするくらい見事に出来上がっています。
短時間で無事に手術が終了しました。
2ヶ月ほどすれば待望のインプラントが完成します。
レントゲン画像で術後のチェック。
インプラント手術シュミレーション通りの結果に満足です。
セラミックの完成品を納品する前の状態。
連休明けの本日、無事に完成しました。
最初の抜歯から8ヶ月ほど費やしましたが、患者様はとても満足していただきました。
2回の手術とも、静脈麻酔鎮静法で行ったことも満足の要因でした。
難しいインプラント治療でしたが、上手くいって本当によかったです。
7/15 TV速報で刻一刻 安倍元首相に地元奈良で何が…!? オペ中の異様な緊張感 (インプラント)
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント 歯科全般
昨年の暮れ。奈良・西大寺近辺からの患者様(偶然)。主訴は「痛みと腫れのある奥歯を地元のかかりつけ歯医者では“抜歯と入れ歯”を勧められた。インプラント経験者の主人の紹介で来た。」
ご主人同様にインプラントを2本施術することになりました。
ただし、2本目のインプラント移植予定部に骨質の異変を感じました。
数年前に抜歯をされたと聞いていたが、どうやら抜歯と同時に行うべき膿の袋の徹底された除去がされなかったまま今日まで来たと推測されます。
上手くいった1本目と異変のあった骨のレントゲン画像
急遽予定を変更をして、欠落した骨の強化と増量に徹することにしました。
骨をしっかり築き上げてから、再度(半年ほど先)インプラント移植をすることに致しました。
鈴木歯科医院の手術前の状態です。
2022年 7月 8日。
骨の増殖をしてから7ヶ月が経ちました。
今年5月より始めた新しい手術ナビゲーションシステム(Xガイド)で本日も行いました。
インプラント軸の位置、角度、方向。噛み合わせの関係及びドリルの浸入深度など計画予定通り、短時間で進んでいきます。
永年培ってきた経験、指の感覚、骨の硬度の感触に、科学の力が加わって安心した施術をさせて頂いています。
骨は昨年末と異なり、硬く出来上がっており安心しました。
「今日は上手く行きそう…」 そんな手術の真っ只中、安倍元首相の件で良からぬ速報が入ってきました。
それも私の地元の奈良、西大寺で…。
今まで感じたことのない嫌な緊張感が漂ってきました。
患者さんの採血から院内で製作したCGF(高濃度フィブリンを含んだコラーゲン)をインプラント体に充分からめて移植をおこなっていきます。
Xガイドナビゲーションが導く位置にドクターも安全確認をしたうえで無事に手術が終了致しました。
後日、消毒に来られた患者様に手術中の安倍元総理のことをお伝えしたと同時に、帰りに大和西大寺駅の混乱ぶりをお尋ねしましたが、
静脈麻酔鎮静法の影響からかボーッとしたまま帰宅されて何も知らなかったとのことでした。
改めてインプラントの手術に静脈麻酔鎮静法(無料)は役にたっているとスタッフと共感しました。
後日、長男と安倍元総理の献花台に足を運び、当日の手術の報告をさせて頂きました。
最新インプラントナビゲーション X ガイドシステム始動!!
カテゴリ:お知らせ インプラント 歯科全般
まず、撮影したCT画像のデーターを手術シュミレーション専用パソコン(DTXスタディオ)に取り入れます。
次にパソコン内で移植するインプラントの適切な深さや角度を綿密に計画します。
その計画した貴重なデータを手術の本番時に忠実に反映させるシステムが、X(エックス)ガイドシステムです。
準備が整いました。
※当院ではインプラント手術を受ける患者様は全て静脈麻酔鎮静法を行いながらの施術(追加負担金なし)となります。
インプラントの移植位置に、寸分のズレは許されません。
最新 インプラントナビゲーションシステム(Xガイド)によって、人間の目、器械の目を合体させた「2重の安全手術」を行います。

神経への安全深さ値、前後左右の僅かな角度のズレなどのチェックをコンピューターも行うため、手術時間も短縮されます。

※ インプラントの施術費用は今までと変わりはありません。
4/25 インプラントの悲しい結果を回避するには (インプラント)
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント
テレビ局関係の奥様。紹介にて。主訴は「6年前に施術したインプラント周囲の歯茎がだんだん痩せてきた。いつか抜けてしまいそうで怖くて噛めない。また、汚れがインプラントに付着しやすくなり、上手くメンテナンスが出来なくなった。主治医に改善をお願いするも「僕にはどうすることも出来ない。頻繁に清掃を行いに来て下さい。」とのこと。
仕方なくインプラント施術医院へ色々相談へ行くが、どこも「触ると余計に悪くなる」との理由で取り扱ってくれない。困っています。」
当院では、インプラントの移植手術をしながら、骨のボリュームをアップさせたり、歯茎の退縮を少しでも改善できるような『再生医療』に取り組んでいます。
1番奥のぐらついている歯も一緒に抜歯させていただくことを前提に、見た目の良くないとおっしゃられているインプラントを撤去して2本同時にインプラント移植をしましょう。同時に後退した歯茎や骨の回復にも努めてみます。
当院では、インプラント患者様に限り、うとうと寝ながら治療が行える『 静脈麻酔鎮静法』を全ての方に無料で御提供しています。
歯茎を切って、開いてみるとインプラント周辺の骨の退縮が認められました。
長さ10㎜のインプラント体に対して、骨が4㎜ほど退縮している状態でしたが、決してクラグラはしていませんでした。
治療計画通りの理想的な位置、深さ、傾斜角を確保することができました。
2本のインプラントを移植することで、奥歯でしっかり噛めるようになります。
骨の後退した部分には固形の骨と粉状の骨を組み合わせたものを造成・再生させれば完了です。
※骨の造成費用は材料代も含めて¥35,000です。
手術から4ヶ月目の状態。患者様には満足していただける結果になりました。
インプラントの成功の秘訣は、計画した正しい位置に、ズレる事なく正確に移植することです。
1㎜のズレや角度のエラーは、手術中には気付かないものですが、後に大きな影響を及ぼします。
十二分な治療計画と予測不能な手術中のアクシデントをいかに乗りこえれるかが鍵となります。
当院では、2021年末に購入した最新のCT画像を分析して、最適なインプラント施術に取り組んでいます。
4/7 成功率100%ではないインプラントにはリカバリー術が必須 (インプラント)
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント
60代の女性。主訴は、「右上に2ヶ月前に入れた(当院で)仮歯のインプラントが動いているように思う。また、噛むと痛い時もあった。」でした。
レントゲンで確認したところ、インプラント周囲の骨に異常はありませんでした。
しかし、患者様のおっしゃられる通り、 手術時に比べ若干の揺れを感じましたので「この先必ずしっかり固定します」とは断言できなかったため、再度インプラント移植をやり直すことにしました。
ノーベルバイオケア社製のインプラント体、アクティブ・タイウルトラを撤去しました。
撤去後の骨の中を十二分に清掃を行った後、インプラントの再移植前に患者様の血液から作製したフィブリンコラーゲンの塊をしっかり添加したのち、
インプラント移植に続けて取り掛かっていきます。
再生医療の力が発揮されます。
以前のインプラント体より太くなりましたが、オステム社製のUSA・ハイオッセン(HiOSSEN)を再移植いたしました。
術後の状態です。上手くいきました。
インプラント体から頭だけ出した状態で縫合を行い、傷口の回復を待ちます。
2回目の手術から2ヶ月後の状態です。 順調に経過しています。
間もなく最終インプラントの被せ物が入ります。
ご足労おかけしました。無事にインプラントが成功して、問題なくしっかり噛めています。
やり直しの手術代はもちろん全額無償です。
仮歯の段階でもっと、食いしばりや歯ぎしり、喫煙などを配慮するべきでした。
今後ともしっかり経過を見させてもらっていきます。
お時間をいただきましたが、 再手術に協力して下さってありがとうございました。
2/15 インプラントが埋もれた犬歯の後を担う(インプラント)
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント 歯科全般 静脈麻酔鎮静法
当院勤務の歯科衛生士。主訴は「大人の犬歯が歯茎に埋もれて生えていません。乳歯が、大人の犬歯の代わりをしています。その乳歯が、いよいよグラついてきました。すごく不安です。」
まずは静脈麻酔鎮静法のもと、犬歯を抜歯することにしました。
3本にまたがって横向きに深く骨の中に埋もれていました。
ポッカリ空いた骨の空洞内に、溶ける動物由来でない人工の骨を敷き詰めました。
手術中に院内で製作した、自己血液由来のフィブリンの粘膜を覆い被せたところで本日の治療は終了です。
犬歯の抜歯から6ヶ月後に、動いてグラつく乳歯の抜歯と同時にインプラントの移植を試みました。
すっかり根が溶けてしまっていた乳歯。
これは6ヶ月前の骨を増殖する前の写真です。
上記の写真に比べると、硬くてしっかりした新しい骨が再生されていることが確認できます。この短期間での素晴らしい結果に大満足です。
ノーベルバイオケア社製の直径3.5㎜アクティブを移植しました。
骨の回復の少ない所には、再度人工の骨を補足予定。
コラーゲンをたっぷり含んだ人工の骨を添加しました。
無事にインプラントの施術が終了しました。
静脈麻酔鎮静法をしながらの手術でしたので、記憶は何一つなかったそうです。
その後、痛みや顔の腫れもほぼなく、次の日から勤務もしてくれました。
狭くて寸分のズレも許されない箇所に、これ以上のない位置に移植することが出来ました。
完成前の型取りをするところです。
いつも一緒に働いているスタッフですので、結果の満足度には気を使いました。
しっかり噛めていて、何の問題もないとのこと。良かった〜。
治療費は、4年勤続の感謝の気持ちをこめて無料でした。
12/21 八十三歳のおばあちゃん。幾つになっても何でも噛めるっていいね!(インプラント)
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント 静脈麻酔鎮静法 骨の最新再生医療
開業時から来てくださっている患者様。主訴は「昔先生に歯を二つに割って入れてもらったブリッジが噛むと痛くなってきた。そろそろアカンような気がする。こないだしてもらった上の歯みたいに、またインプラントにしてもらおうかな?」でした。
10年ほど前に『ヘミセクション』という技法を使って3連結のブリッジを入れたところですね。
もって5〜7年とお伝えしたと思いますが、いよいよ半分に割った残りの歯を抜歯する必要が出てきました。
年齢のことを考えるとブリッジで良いのかな?とも思いますが、インプラントが気に入って使ってもらえているのなら抜歯と同時にインプラントの移植を寝ながら(静脈麻酔鎮静法)おこないましょうか。
インプラントもブリッジも傷口が直り、完成するまでの期間ほぼ同じとお考え下さい。
患者様は、寝ながら抜歯と同時にインプラントをおこなう静脈麻酔鎮静法(インプラント時は無料)の施術を選択されました。
抜歯跡の手前に、インプラントの移植部位を作らせていただきました。
静脈麻酔鎮静法下での手術ですので、音も、振動も、痛みや冷や汗も全てブロック出来ています。
インプラント表面に、患者様の血液から作製したコラーゲンをしっかりとなじませた状態で移植を行います。
わずか30分足らずで、上手く移植が行えました。
移植したインプラントの周辺に、コラーゲンを絡ませた人工の骨を埋めて隙間をていねいに補填します。
手術からわずか2ヶ月弱の状態です。 歯茎もきれいに治り、インプラント体と骨ががっちり固定できています。
インプラントが完成するまでの期間、インプラントの前後の歯をセラミックの白い歯に変えられていますので、とても色が映えています。
患者様の声:おかげさまでこの年になって、何でもバリバリ、ボリボリ噛めるのが嬉しいです。
お友達と一緒に食事を行っても、皆さん入れ歯の方が多いので、苦労している話をよく耳にします。とても有難い限りです。
先生ありがとう。100まで生きなアカンね。
Dr: おっしゃる通りです。貴方様を見ていると亡き母の事を思い出します。もっと親孝行しておけばよかったなと後悔します。 母に何もしてあげることが出来ない代わりに、ご高齢の方には出来る限り一生懸命させてもらうように心がけています。
こちらこそ、ご高齢の中、手術を受けて下さってありがとうございました。
何かありましたら直ぐに対応させてもらいますので、なんなりとお申し付けください。
※
総額 ¥400,000(税抜き)