奈良より60代後半の女性。主訴は「友達の紹介です。半年前に入れ歯を作った。元々入れ歯の金具が掛かっていた前歯はグラグラしていたが、最近ひどくて入れ歯を使っていない。今回はインプラントを考えているが、前歯をきちんと対応してくれそうな先生を探していた」でした。
下の前歯が出っ歯なため、上の前歯にトラブルを生じさせています。
院内のCT画像で歯根の先端に亀裂が判明(側方)
前方からも亀裂線を確認
前歯同士の噛み合わせが強いとこのような事になります。
R5 8/5
抜歯した穴跡に1本、その他の前歯の部分に2本、計3本のインプラントの移植を行いました。
抜歯穴にインプラントを移植した箇所に骨の欠落部が生じますのでそれを補う施術も同時に行います。
3本のインプラントが上手く施術できています。
今回も静脈麻酔鎮静法を用いて手術の記憶がほぼ無い状態で行いました。
看護師さん泣かせの腕(必ず婦長登場)とお聞きしていたとおり、私も留置針の挿入に苦戦いたしましたが(むしろ手術の方がスムーズだったかな!?)なんとかルートを確保して、再生治療も上手く出来ました。どうもお疲れ様でした。
元気・やる気・Dr.鈴木のコラム
8/7 真夏の熱いハード・インプラント連戦②
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント 歯科全般 親知らずを静脈麻酔鎮静法で 静脈麻酔鎮静法 骨の最新再生医療
8/5 真夏の熱いハード・インプラント連戦①
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント 歯科全般 静脈麻酔鎮静法 骨の最新再生医療
8月に入ったお盆前のこの時期、腫れや痛みを考慮して連休前に手術を希望される方がいます。
近所の方、関西以外からお越しの方、海外から一時帰国の方、他院でインプラントがうまくいかなかった方。
俗に言う「難症例」をこれから連日対処します。
治療計画(シュミレーション)は完璧にしました。後はリアル(緊張)オペを画像を通じてお伝えしていきます。 鈴木
大阪市内の歯科恐怖症女性。グラグラしていた2連結の奥歯を騙し騙し使っていたが、とうとう脱落 (R5 1月)。
絶対入れ歯は嫌とのこと。
歯科の治療が何よりも怖い(座るだけで手汗)。常に静脈麻酔鎮静で寝ながら施術をしてくれる
医院を探していた。
抜歯とインプラントの同時移植を試みたが、あまりにも骨の欠落が大きいため、段階を得てまずは抜歯と上アゴ骨の造成再生(R5 2月)。
※ 上アゴの骨の増強手術をするとかなりの頻度で鼻血や鼻水が出やすくなるが時間の経過で症状は治ります。
最も安全な方法で骨の再生治療の準備を行います。
R5 8/3
骨の手術から半年後、インプラントの移植手術を行いました。
確実に骨の増量は認められました。後は経験で骨の硬い部分を選んで、最適な場所に最適な種類のインプラントを移植します。
無事に手術が完了しました。インプラントの周囲の骨を強化しておくことが最大のポイントでした。
〈次の日の様子〉:前回の抜歯(骨の再生手術)の時のように鼻血は出ませんでした。手術自体は、記憶が全くない位よく寝て楽にできました。とても感謝しています。
〈今後の予定〉骨の質が柔らかかった為、3ヶ月程空けてから型取りをする予定です。あともう少し!お疲れ様でした。
6/25 どうする前歯 東京SJCDの偉大な先生とは?(インプラント)
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント 歯科全般 静脈麻酔鎮静法 骨の最新再生医療
東大阪市、60代の女性。 主訴は「 3ヶ月前、つまずいて前歯を強打した。 今は特に痛みはないが、歯茎を指で押すと膨れているのが分かるし、グラグラも続いている。歯並びは特に問題ない。幼馴染の御主人(山崎長郎先生)に東京の勉強会(SJCD)で講演しているような著名な方がいる。まずは鈴木先生に異常がないかを見て欲しい。」でした。
見た感じ、特に異常はないように思えたのですが‥。
歯科用の最新CT機種で診査したところ、前歯にひどい脱臼が認められました。
歯科用の3D画像に写る「前歯の脱臼」と「歯根を支える上顎骨の骨折」の説明をしました。
これらの画像をスマホで撮影されて、東京で抜歯とインプラント治療をするか検討されることになりました。
その結果、東京での治療は何かと不便なため、当院で施術を受けるとのこと。
とても身の引き締まる思いです。
手術が始まりました。CT画像と全く同じ状態の歯根の脱臼と骨の剥離骨折を確認しました。
脱臼した歯を抜歯する際、剥離した薄い骨(貴重な)を少しでも温存しておきたいので、慎重に作業を進めました。
骨折の状況により、手術の方法やインプラントのサイズ、長さ、角度が刻々と変動していくと思われたため、本日はノーベルバイオケア社のXガイド・ナビゲーションを使用せずに、私の経験を全集中させて施術を進めました。
結果、ノーベルバイオケア社の®️アクティブ 直径3.5㎜、長さ11.5㎜のインプラントを移植することに成功しました。
完成される前歯をイメージしながら、逆算して審美に最適な骨の位置にインプラント体を移植しました。
骨が割れ、欠損した箇所の歯茎は、大きく下がる(陥没する)傾向があります。
それを防ぐために、自己血液から院内製作したコラーゲンとβ-tcpを混ぜ合わせた物をインプラント体の周辺に十二分 充填します。
当院では「寝ながら安心インプラント」と「成功率100%」を本気で目指していますので、当院でインプラント手術を受ける全ての方は静脈麻酔鎮静費用とコラーゲン製作(CGF)費用を手術代(15,000円)の中に含めています。。
更にコラーゲンのシートを何層にも重ねて歯茎のボリュームを落とさないようにして手術を終えました。
手術から3ヶ月半後、いよいよ型取りの日がやって来ました。
色合わせにも神経を尖らせた渾身のセラミックの完成品が届きました。
患者さんの反応が気になります。
【患者様の声】
「全くインプラントの歯とは分からない。上出来よ先生!ありがとう。」と喜んでいただけました。
【 Dr 】
本当に良かったです。ただし、このような成功写真は、歯科医の満足だけが伝わり、患者様の緊張感や手術時の苦痛は発信されていません。
本当の声「安心できるインプラントとは一体?」その結果
・短い治療期間
・注射はインプラント手術日の1回だけ。その手術も点滴をしながら怖くない、痛くない、腫れさせない
・治療費は良心的
・保証期間は10年(毎年メンテナンスに来院して頂くことが条件)
・院長が必ず最初の手術から、中間の型取り、最後の完成まで総てをしっかり監視する
これが鈴木歯科医院の「本当に安心出来るインプラント」の定義の源となっています。
本当の声あんしん出来るインプラント
6/13 奥の歯根、お薬交換に1年間。次は最新リグロス手術(インプラント)
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント 歯科全般 骨の最新再生医療
40代の東大阪市の主婦。主訴は「1年前、歯茎に突起物が出来たので、主人(開業医)の知人の歯科医院に行って 根管治療を開始した。 お薬交換を月に2回ほど続けているが、未だ強く噛むことが出来ず、しっくりしない。『次回、リグロスというお薬を使って歯茎の手術をする(自費15万)』と言われたので、不安になってネットで調べて鈴木歯科に来た(セカンドオピニオン)。歯は抜かずに残したい。」
当院のCT画像での診断の結果、現在行っている根管治療では治せない程の大きな膿の塊が歯根の周囲にあることが分かりました。
御主人を交えた話し合いの結果、奥歯を抜歯してインプラントを入れることに決まりました。
歯根の周りの骨が大きく 溶けているため、「抜歯とインプラントの植立と骨の再生」の3つを同日に行う事は難しい旨を伝えて、手術に取り掛かりました。
抜歯を行い、骨に付着していた不良肉芽腫瘍を徹底的に除去いたしました。
幸いにも太いサイズのインプラントを所持しており、フィットも良好でしたので、抜歯跡の部分にノーベルバイオケア社のワイドインプラント(直径5.5㎜、高さ10㎜)を同日に植立しました。
当院では インプラントを植立させる骨の部分にたっぷりのコラーゲンの塊(CGf)を挿入します。
またインプラント本体は、コラーゲンの塊(CGF)の中に約15分ほど浸しておきます。
不足した骨の欠落部には人工の骨(β–TCP)とコラーゲンの液体(AFG) を混ぜたものを補填していきます。
抜歯とインプラントの植立と骨の再生医療を3つ同時に終える事が出来ました。
縫合直後の状態。 インプラントと骨ががっちり結合するの約3ヶ月待ちます。
手術から3ヶ月後の状態です。型取りを行っていきます。
出来上がったインプラントを小さなネジで固定させて全て完了です。
仮歯の段階で、しっかりなんでも不安なく噛めるようになり「 抜歯はためらったけど、結果的にインプラントを選択をして良かった」と御夫婦で喜んで下さいました。
【治療費】
・ 手術代 15,000円
・ 不足している骨の補填代 35,000円
・ インプラント1本あたり総額 350,000円(材料含む)
・ 仮歯 10,000円
※ 静脈鎮静麻酔:インプラント手術を受ける方は、全員無料でDr.鈴木が点滴を行っています。
※ 採血して作るコラーゲン(CGF、AFG)は手術を成功に導くものですので、一切お金はいただいておりません。
寝ながら本当にあんしん
安心インプラント
インプラントの流れが分かりやすい院長自作のパンフレット無料配布中!
ここまで来た!安全インプラント用のナビガイド‼︎
カテゴリ:お知らせ インプラント
これがX-guideです。治療計画をした理想的な位置に、インプラントのネジを正確に植立させてくれる優れものです。
発売当初、「長年の経験と実績があるのだから、こんなの要りませんよ!」なんてタカをくくっていましたが、一度使い始めると、施術時間の短縮と医療事故へのストレス軽減に 自分が一番驚いています。
まずはフランス製の最新CT機器でお口の中をレントゲン撮影します。
赤丸が抜歯とインプラント移植を同日に手術する予定の部分です。
1つの歯を ①頭上 ②真っ正面 ③横側面 の3方向から歯根の周りの骨の状態を分析します。
精度の高いCT機器を使っているため、骨の状態を事前に正確に把握することが出来ます。
インプラントを頭上からの理想的な位置をマークします。
次に最適な噛み合せの位置を考慮して、正面からの理想的な深さや角度を設定します。
最後は横からの理想的な位置の確認です。下顎には太い神経が走行しているため、最も注意するべきポイントです。
3Dナビゲーションソフトに理想的なインプラントの位置が立体的に登場してきました。
実際の手術でもこの位置にインプラント植立が可能となります。
デジタル印象と言われるもので、セレックのカメラを使ってお口の中を撮影し、 パソコン内にデータを入力します。
この作業を院内で可能なのは、セレックを持っている医院の最大の強みです。
これは、セレック画像とCT画像を合成させたリアル画像です。
いよいよ手術が始まります。骨の中にドリルがどのような角度で、どのような深さで侵入しているのか刻々とモニターに表示されて来ます。
音と画像で手術の進行を知らせてくれる ため、ドリルの先端にあたかも目がついているように感じます。
X–guideを使用するまでは自分の目だけを頼りにインプラント手術を行ってきたわけですからX−guideに100%頼りきるのではなく今までの経験も併行させながら手術を進めて行きます。
私達が施術をしやすくなっただけでなく、電話でのお問い合わせで「 Xガイドを使ってインプラント手術をされていますか?」があることにSNS時代を感じます。
※ Xガイドを使っての手術に追加費用は頂いていませんので御安心ください。
2/23 歯茎のニキビ、3回も切ってるのに再凸 どうして?(インプラント)
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント
20代の大阪市内の美容クリニック勤務女性。主訴は「4年前に他院で1本インプラントの手術をした。同時に、隣の歯も白いセラミックの被せ物に代えた。被せ物を取り除く時にバキッと嫌な音がした。その後、奥歯で強く噛むと違和感が出るようになり、担当医に相談したが『特に問題はないですよ』と言われた。しかし2年くらい前からニキビ様の膨らみが歯茎から出てくるようになり、メスで吹き出物をつぶす施術を何度か行った。最近また吹き出物が現れたので担当医の元へ行くも既に退職していて新しいDrが担当することになった。とても不安になったので勤務先のマネージャーの紹介で鈴木歯科に来た。」
CT画像でチェックするとニキビの出ていた近くの歯にヒビと骨の大きな消失を確認。状況をきちんと伝えました。
結婚を控えていて、顔の輪郭を変えたくないといった希望がありましたので、当院で抜歯とインプラント施術を行うことになりました。
歯肉を切開するとホッペタ側のアゴ骨が大きく消失していることが確認出来ました。
消失部も大きかったためインプラントの同時施術をためらいましたが、残された骨をうまく利用して抜歯&インプラントを行うことが出来ました。
ただしインプラントの周囲には当然骨の不足している所があったため、人工骨を補充して「骨の再生(コラーゲンCGF入)」を行いました。
術後3ヶ月後の状態。 黄色の点線のNewインプラントはしっかり定着していたので、型取りを行いました。
インプラントはネジモノの為、単体よりも連結にした方がより安定性が増すので、白いセラミックの被せ物を2連結にして装着しました。
術後開始から4ヶ月後の完成状態です。
「4年前にインプラントを入れてからやっと何でも噛めるようになって嬉しい!!」と
喜んでいただける結果となりました。
「結婚式の前撮りまでに完成させたい」とリクエスとがありましたがキレイな写真が撮れましたとの報告がありホッとしています。
2/13 安倍元首相が倒れた日のインプラント手術結果
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント
2021年の暮れ。奈良・西大寺近辺からの患者様(偶然)。主訴は「痛みと腫れのある奥歯を地元のかかりつけ歯医者では“抜歯と入れ歯”を勧められた。インプラント経験者の主人の紹介で来た。」
ご主人同様にインプラントを2本施術することになりました。
ただし、2本目のインプラント移植予定部に骨質の異変を感じました。
数年前に抜歯をされたと聞いていたが、どうやら抜歯と同時に行うべき膿の袋の徹底された除去がされなかったまま今日まで来たと推測されます。
上手くいった1本目と異変のあった骨のレントゲン画像
急遽予定を変更をして、欠落した骨の強化と増量に徹することにしました。
骨をしっかり築き上げてから、再度(半年ほど先)インプラント移植をすることに致しました。
2022年、7月。
骨は2021年末と異なり、しっかりとした骨質に仕上がっていました。
「よし!今日は上手く行きそう…」 そんな手術の真っ只中、安倍元首相の件で良からぬ速報が入ってきました。
それも私の地元の奈良、西大寺で…。
今まで感じたことのない嫌な緊張感が漂ってきました。
患者さんの採血から院内で製作したCGF(高濃度フィブリンを含んだコラーゲン)をインプラント体に充分からめて移植をおこなっていきます。
無事に手応えのある手術が完了しました。
後日、消毒に来られた患者様に手術中の安倍元総理のことをお伝えしたと同時に、帰りに大和西大寺駅の混乱ぶりをお尋ねしましたが、
静脈麻酔鎮静法の影響からかボーッとしたまま帰宅されて何も知らなかったとのことでした。
改めてインプラントの手術に静脈麻酔鎮静法(無料)は役にたっていることを共感しました。
【ここまでが昨年のブログの内容】
〈以下Newブログ〉
2022年7月の手術から3ヶ月後の状態。インプラントがしっかり骨に定着しています。
インプラントネジとセラミックの被せ物をつなぐ中間材料の装着が完了しました。あとは型取りをして完成を待つのみです。
綺麗にセラミックの被せ物がインプラントネジとジョイントしました。
2ヶ月に1度、定期検診に来ていただいていますが、どんな堅いものでもしっかり美味しく咬めているとの事。
決して忘れることの出来ない記憶に残る治療となりました。
8/18 ウミ(膿)が健康な骨を溶かしてグラグラ浮いています(インプラント)
カテゴリ:インプラント 歯科全般
東大阪市の女性。主訴は「歯茎が腫れて、グラグラしていて強く噛めない。かかりつけ医では『歯周病なので歯茎を切ってウミを出せば落ち着く。これで無理やったら神経を抜く』と言われ2回ほど歯肉をメスで切られたが変化なし。セカンドオピニオンで来た。」でした。
よくある通常のレントゲン画像からでは、特に異常なし。
詳細を知るために、当院の最新CTスキャンで同部位をチェックすることに。
当院の最新CTスキャナーで調べてみると、ドングリ程の大きさの骨が溶けて無くなっていました。
「神経を抜いても歯を残してしっかり噛むのは厳しい」などを伝えました。
患者さんは当院での抜歯→(後に)→インプラントを希望されたため、まずは骨の完璧な回復を前提とした抜歯に取り掛かりました。
抜歯跡には、CT画像に写って通りの状態が目の前に現れました。
このままではインプラント治療も出来ない程、骨が欠落していたため、インプラント歯根に耐えれるだけの骨の強化をまず行いました。
院内で制作したコラーゲン(フィブリン)と絡めた人工骨です。半年もすると、陥没した穴は、本物の骨に置換して埋まります。
院内製作のコラーゲン粘膜を人工の骨が流出しないようにカバーします。
人工骨以外は全て院内製作のため、全て無料です。
2022年6月。前回の抜歯から半年が経ちました。ノーベルバイオ社製のXガイド(インプラントナビゲーション)を用いた初めての手術です。
専用PCソフトで手術のシュミレーションを繰り返し行っているため、当日の手術は短時間で終わります。
いよいよ手術開始。6ヶ月前に作った骨はこちらがビックリするくらい見事に出来上がっています。
短時間で無事に手術が終了しました。
2ヶ月ほどすれば待望のインプラントが完成します。
レントゲン画像で術後のチェック。
インプラント手術シュミレーション通りの結果に満足です。
セラミックの完成品を納品する前の状態。
連休明けの本日、無事に完成しました。
最初の抜歯から8ヶ月ほど費やしましたが、患者様はとても満足していただきました。
2回の手術とも、静脈麻酔鎮静法で行ったことも満足の要因でした。
難しいインプラント治療でしたが、上手くいって本当によかったです。
7/17 TV速報で刻一刻 安倍元首相に地元奈良で何が…!? オペ中の異様な緊張感 (インプラント)
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント 歯科全般
昨年の暮れ。奈良・西大寺近辺からの患者様(偶然)。主訴は「痛みと腫れのある奥歯を地元のかかりつけ歯医者では“抜歯と入れ歯”を勧められた。インプラント経験者の主人の紹介で来た。」
ご主人同様にインプラントを2本施術することになりました。
ただし、2本目のインプラント移植予定部に骨質の異変を感じました。
数年前に抜歯をされたと聞いていたが、どうやら抜歯と同時に行うべき膿の袋の徹底された除去がされなかったまま今日まで来たと推測されます。
上手くいった1本目と異変のあった骨のレントゲン画像
急遽予定を変更をして、欠落した骨の強化と増量に徹することにしました。
骨をしっかり築き上げてから、再度(半年ほど先)インプラント移植をすることに致しました。
鈴木歯科医院の手術前の状態です。
2022年 7月 8日。
骨の増殖をしてから7ヶ月が経ちました。
今年5月より始めた新しい手術ナビゲーションシステム(Xガイド)で本日も行いました。
インプラント軸の位置、角度、方向。噛み合わせの関係及びドリルの浸入深度など計画予定通り、短時間で進んでいきます。
永年培ってきた経験、指の感覚、骨の硬度の感触に、科学の力が加わって安心した施術をさせて頂いています。
骨は昨年末と異なり、硬く出来上がっており安心しました。
「今日は上手く行きそう…」 そんな手術の真っ只中、安倍元首相の件で良からぬ速報が入ってきました。
それも私の地元の奈良、西大寺で…。
今まで感じたことのない嫌な緊張感が漂ってきました。
患者さんの採血から院内で製作したCGF(高濃度フィブリンを含んだコラーゲン)をインプラント体に充分からめて移植をおこなっていきます。
Xガイドナビゲーションが導く位置にドクターも安全確認をしたうえで無事に手術が終了致しました。
後日、消毒に来られた患者様に手術中の安倍元総理のことをお伝えしたと同時に、帰りに大和西大寺駅の混乱ぶりをお尋ねしましたが、
静脈麻酔鎮静法の影響からかボーッとしたまま帰宅されて何も知らなかったとのことでした。
改めてインプラントの手術に静脈麻酔鎮静法(無料)は役にたっているとスタッフと共感しました。
後日、長男と安倍元総理の献花台に足を運び、当日の手術の報告をさせて頂きました。
最新インプラントナビゲーション X ガイドシステム始動!!
カテゴリ:お知らせ インプラント 歯科全般
まず、撮影したCT画像のデーターを手術シュミレーション専用パソコン(DTXスタディオ)に取り入れます。
次にパソコン内で移植するインプラントの適切な深さや角度を綿密に計画します。
その計画した貴重なデータを手術の本番時に忠実に反映させるシステムが、X(エックス)ガイドシステムです。
準備が整いました。
※当院ではインプラント手術を受ける患者様は全て静脈麻酔鎮静法を行いながらの施術(追加負担金なし)となります。
インプラントの移植位置に、寸分のズレは許されません。
最新 インプラントナビゲーションシステム(Xガイド)によって、人間の目、器械の目を合体させた「2重の安全手術」を行います。
神経への安全深さ値、前後左右の僅かな角度のズレなどのチェックをコンピューターも行うため、手術時間も短縮されます。
当院では、最高の技術と最先端デジタルソリューションで インプラント患者様の期待に応え続けています。
※ インプラントの施術費用は今までと変わりはありません。