元気・やる気・Dr.鈴木のコラム
夏季休暇8/14(月)〜17(木) ※8/12(土)は診察します
カテゴリ:お知らせ
水平に埋伏した智歯(親知らず)の抜き方解説
カテゴリ:お知らせ 歯科全般 親知らず 親知らずを静脈麻酔鎮静法で
静脈麻酔鎮静法(寝ながら怖くない)ならびCGF(抜歯穴に自己血液からなるコラーゲン)を保険で施術している医院を探し求めて来院して下さっています。
初診時、まず口全体が映るごく一般的なレントゲンを撮影して
親知らずの生え方の難易度を調べます。
また、歯周病の進行や親知らずの隣歯の虫歯の有無をチェックします。
抜歯の予定が決定すれば、CT画像を撮影して更に詳しい親知らずの生え方や歯根の曲度、太い神経の接触程度(危険度)を確認します。
当院では静脈麻酔鎮静法を用いて寝ながら抜歯を行うため、途中でレントゲン撮影が出来ません。
手術中のあらゆる事態に備えて、より詳しい情報を事前に確保しておきます。
いよいよ抜歯が始まります。
まず歯肉を切開します。
すると、骨に覆われ、横向きに寝そべっている親知らずの側頭部を見つけることが出来ました。
周囲の骨を切削して、親知らずの側頭部を大きく明示させます。
歯の頭を切断、除去、することによって、残りの親知らずを前へ前進させやすくします。
まず切断した歯の頭部を取り除きました。
残りの歯根(下半分)を前に前進させたところです。
頭部が無くなったスペースを利用して、歯根を90度上に回転させます。
出てきた歯を掴んで無事に抜歯が終了しましたが、ここから大切な施術が待っています。
点滴と同時に採血(約40CC)を行い、自己血液を遠心分離器にかけてフィブリンを多く含んだコラーゲン塊(無添加)を院内で製作(製作時間15分)します。出来上がったグミ状の塊を抜歯あとに戻します。
CGFが流出しないように糸を縫って閉じたところで終了です。
痛みや腫れ、喉の痛みや嚥下痛は約3日間続くことが多いですが、その後の回復曲線がズバ抜けて優れています。
そのため、腫れや痛みに対する投薬期間が最大2週間以内で抑えられます。
また治療費に関しましては、静脈麻酔点滴も保険費用でおこなっています。
※ CGF(痛みや腫れを抑えるコラーゲン)は無料で施術しています。
ここまで来た!安全インプラント用のナビガイド‼︎
カテゴリ:お知らせ インプラント
これがX-guideです。治療計画をした理想的な位置に、インプラントのネジを正確に植立させてくれる優れものです。
発売当初、「長年の経験と実績があるのだから、こんなの要りませんよ!」なんてタカをくくっていましたが、一度使い始めると、施術時間の短縮と医療事故へのストレス軽減に 自分が一番驚いています。
まずはフランス製の最新CT機器でお口の中をレントゲン撮影します。
赤丸が抜歯とインプラント移植を同日に手術する予定の部分です。
1つの歯を ①頭上 ②真っ正面 ③横側面 の3方向から歯根の周りの骨の状態を分析します。
精度の高いCT機器を使っているため、骨の状態を事前に正確に把握することが出来ます。
インプラントを頭上からの理想的な位置をマークします。
次に最適な噛み合せの位置を考慮して、正面からの理想的な深さや角度を設定します。
最後は横からの理想的な位置の確認です。下顎には太い神経が走行しているため、最も注意するべきポイントです。
3Dナビゲーションソフトに理想的なインプラントの位置が立体的に登場してきました。
実際の手術でもこの位置にインプラント植立が可能となります。
デジタル印象と言われるもので、セレックのカメラを使ってお口の中を撮影し、 パソコン内にデータを入力します。
この作業を院内で可能なのは、セレックを持っている医院の最大の強みです。
これは、セレック画像とCT画像を合成させたリアル画像です。
いよいよ手術が始まります。骨の中にドリルがどのような角度で、どのような深さで侵入しているのか刻々とモニターに表示されて来ます。
音と画像で手術の進行を知らせてくれる ため、ドリルの先端にあたかも目がついているように感じます。
X–guideを使用するまでは自分の目だけを頼りにインプラント手術を行ってきたわけですからX−guideに100%頼りきるのではなく今までの経験も併行させながら手術を進めて行きます。
私達が施術をしやすくなっただけでなく、電話でのお問い合わせで「 Xガイドを使ってインプラント手術をされていますか?」があることにSNS時代を感じます。
※ Xガイドを使っての手術に追加費用は頂いていませんので御安心ください。
親知らず抜歯希望の患者様へ〜参考11症例
カテゴリ:お知らせ 親知らず 親知らずを静脈麻酔鎮静法で 静脈麻酔鎮静法
当院では、静脈麻酔鎮静法(点滴)を行い、不安や恐怖を抑えてから抜歯を始めています。抜歯後の感想として「いつの間にか終わっていた〜」「以前行った抜歯の時より随分楽だった〜」「痛くなかった〜、腫れなかった〜」など好評です。
症例1
40代の男性。主訴は「かかりつけ医で『横向きの親知らずの根の先が、下顎の神経にかかっているので、大きな病院で抜いて下さい』と言われた」でした。
院内で撮影したCT画像で親知らずの生え方を細かく分析することにより、よりスピーディーな抜歯が可能となります。
結果、抜歯後の痛みや腫れを抑える事が出来ます。
このように根が曲がっていると抜歯は難航します。
院内で製作する
特定細胞加工物「自家血小板含有フィブリンゲル」を使って、抜歯痕の傷口を早期に回復させます。当然、抜歯後の痛みや腫れを最小限に抑えます。
自家血小板含有フィブリンゲルは、横向きの親知らずを抜歯された方に必ず行っています。 続きを読む
1/17(月)より診察時間、元に戻りました(PM8:30までに)
カテゴリ:お知らせ
最新インプラントナビゲーション X ガイドシステム始動!!
カテゴリ:お知らせ インプラント 歯科全般
まず、撮影したCT画像のデーターを手術シュミレーション専用パソコン(DTXスタディオ)に取り入れます。
次にパソコン内で移植するインプラントの適切な深さや角度を綿密に計画します。
その計画した貴重なデータを手術の本番時に忠実に反映させるシステムが、X(エックス)ガイドシステムです。
準備が整いました。
※当院ではインプラント手術を受ける患者様は全て静脈麻酔鎮静法を行いながらの施術(追加負担金なし)となります。
インプラントの移植位置に、寸分のズレは許されません。
最新 インプラントナビゲーションシステム(Xガイド)によって、人間の目、器械の目を合体させた「2重の安全手術」を行います。

神経への安全深さ値、前後左右の僅かな角度のズレなどのチェックをコンピューターも行うため、手術時間も短縮されます。

※ インプラントの施術費用は今までと変わりはありません。
昨年の10月に発売されたクリア画像の最新CTを導入
カテゴリ:お知らせ
当院には、様々な地域から「セカンドオピニオン」として多くの患者様が来院されます。
「一度、鈴木先生のご意見をお聞かせください。」といった要望にお答えするためにも、歯科界で最高レベルの機種
を導入しました。
口腔内の金属の乱反射を完璧に排除できるハイテク機種です。
前回のCT購入から僅か6年しか経っていませんが、ハイテクの進化に感動して即チェンジしました。
最新の機材に、ハイレベルの技術が融合することで、双方納得のいく確実な治療が実現します。
CT画像診断は保険診療ですので、安心してご相談に来て下さい。 鈴木雅智
年始は1/6(月)からです。
カテゴリ:お知らせ
不均一な液&粉を全面廃止 ペーストタイプの最新材料のみを使用
カテゴリ:お知らせ
歯科の材料はとにかく日進月歩しています。
神経を残す時、神経を抜いた歯に薬を詰める時、型取りをする時、詰め物や被せ物をくっ付ける時など
各場面に応じて、様々な材料が登場します。
それに伴い、メーカーも便利で扱いやすく、より材質も優れた材料が開発、登場しています。
このような材料は表立って目に触れるものではありませんが(裏方)、当院では
最新で最高品質の材料を惜しみなくあらゆる患者様に使用しています。
自分が受けたい最高の治療をあらゆる患者様に提供しています。
(1)バルク(サンメディカル):ペーストタイプの深い虫歯を補正する材料。保険でも使用
(2)シリコン素材で歯型をとる時:マシーンミックス。人の練和が不要。通常、自費治療で使用されていますが、当院では保険治療でも普通に使用しています。
(3)アルジネート印象素材:多くの皆さんが経験のあるにゅるにゅる素材。不慣れな新人スタッフでも、ベテラン衛生士の手練りに負けない仕上がりを実現させる超優れもの!
(4)神経を抜いた後、根の管内を封鎖する時に使用します。ペーストタイプのユージノール薬剤で1回使い切り。
(5)根の管を外部から完璧にシールします。保険でも普通に使用しています。
(6)詰め物、被せ物を歯にくっ付けるボンド的な材料。これもペーストタイプなので新人さんでもクリーミーな上質な仕上がり。
(7)セラミックや保険の白い被せに使用するボンド的な材料。最高品質ではありますが、保険・自費問わず当院では使用します。
※ 当院では、液と粉を混ぜ合わせる材料を使用していません。1回1回使い切るペーストタイプ材料を使用していますので、衛生面を気になされる患者様にも安心して施術を受けて頂いています。
最新型セレック Primescan 初上陸
カテゴリ:お知らせ
待ちに待った新型セレック(ドイツ製)がようやく日本でもデビューすることになりました。
そこで、早速デンツプライシロナ大阪のショールームでデモンストレーションをさせて頂きました。
まず、コロコロの部分がタッチパネルにチェンジ!
プラス、画面も液晶パネルにチェンジしたため、スマホのような指操作が可能。これは便利です。
さて、噂のカメラの読み取りヘッド部分。情報通り、厚みも幅もかなりBigサイズにチェンジしています。
俗に“ごっつく”なっています。
3ヶ月前に詰め物(インレー)が脱離した私の奥歯。この日に備え、早速新型セレックでスキャンさせて頂きました。
〈自撮りをした感想〉
・読み取るスピードがとにかく激しく早い!
・少しの動きで広範囲の撮影が行われている!
・ただし、カメラのヘッドが大きいため顎の開口がしんどい(疲れる)。またあちこちの歯にカツカツ(コンコン)当たるので、セレックを初めて使用する患者さんの反応は????かも。
・設計操作は、コロコロからタッチパネルに変わったので初め違和感はかなりあったが、1時間程でマスターOK!
新型Primescanセレックは、セレックユーザーを始め、次世代の若手ドクターの注目の的になるものと思われます。