輝く白い歯のために
同じ患者さまの口元。この違いはどうして?
STEP1 型取りは健康な歯茎に整えてからおこなう
患者さまの歯茎は、しっかりと治療!
審美性の高いかぶせ物とは、患者さまの口元をより美しくみせるもの。
当然ながら、患者さまの健康な歯茎にぴったりとフィットしなくては意味がありません。
歯茎から血がにじむようなコンディションでは、美しい口元に合うかぶせ物製作は困難です。
当院では型取りの前に歯茎の状態を拝見し、必要に応じて治療のご案内をいたします。
歯茎を健康な状態に整えてから型取りをおこなうことで、患者さまのお口に最適なかぶせ物づくりが可能になります。
さらに歯磨き指導の時間を設けて、歯ブラシや歯間ブラシの正しい使い方を丁寧にご説明します。
「健康な歯茎で精密な型取りをおこなうこと」と「歯茎を患者さまご自身で正しくケアしていただくこと」は、かぶせ物を長もちさせ、美しい口元をキープする大切なポイントです。
STEP2 仮歯を使って理想のかぶせ物を追求する
テスト用の仮歯で、審美性と噛み合わせを徹底的にチェック!
仮歯とは、かぶせ物が完成するまでの間、患者さまに使っていただくプラスチックの歯のことです。とはいえ、車や携帯電話によくある「既製の代用品」などではありません。
お一人おひとりの患者さまに合わせてつくられた「完成品のテスト用の歯」となっています。
患者さまには仮歯のフィット感や噛み合わせなどを確認していただき、違和感があれば調整します。
「代用品だから」と、不具合を我慢していただくことはありません。
この仮歯での使い心地を通して、患者さまの理想のかぶせ物に必要な、多くの情報が得られるのです。
患者さまにご満足いただける仮歯を完成することが、本物のかぶせ物製作に入る条件と言えるでしょう。
仮歯をつかってより美しい口元をご提案!
仮歯の厚みや形を少し変えるだけで、歯茎の形をコントロールできます。
歯茎のラインが美しく整えられると、お顔全体の雰囲気も変わってくるものです。
患者さまには仮歯を使って、理想的な歯茎のラインを確認していただきます。
写真右:調整後。仮歯の形を調整するだけで左右対称に美しく整えられた歯茎のライン。
STEP3 医療の域を超えたプロの技で製作する
「芸術品」と呼ばれることもある、セラミックのクラウンの制作工程を紹介します。
ドクターと技工士のこだわりが込められる「プロの仕事」をご覧ください。
情報は「歯の色、形、長さ、傾き、透明感」など様々です。
データでは確認できない繊細な項目では、技工士が医院まで出向くこともあります。
美しい口元を演出する「本物の歯以上に精巧な」セラミックの歯ができあがりました。