東大阪市、60代の女性。 主訴は「 3ヶ月前、つまずいて前歯を強打した。 今は特に痛みはないが、歯茎を指で押すと膨れているのが分かるし、グラグラも続いている。歯並びは特に問題ない。幼馴染の御主人(山崎長郎先生)に東京の勉強会(SJCD)で講演しているような著名な方がいる。まずは鈴木先生に異常がないかを見て欲しい。」でした。
見た感じ、特に異常はないように思えたのですが‥。
歯科用の最新CT機種で診査したところ、前歯にひどい脱臼が認められました。
歯科用の3D画像に写る「前歯の脱臼」と「歯根を支える上顎骨の骨折」の説明をしました。
これらの画像をスマホで撮影されて、東京で抜歯とインプラント治療をするか検討されることになりました。
その結果、東京での治療は何かと不便なため、当院で施術を受けるとのこと。
とても身の引き締まる思いです。
手術が始まりました。CT画像と全く同じ状態の歯根の脱臼と骨の剥離骨折を確認しました。
脱臼した歯を抜歯する際、剥離した薄い骨(貴重な)を少しでも温存しておきたいので、慎重に作業を進めました。
骨折の状況により、手術の方法やインプラントのサイズ、長さ、角度が刻々と変動していくと思われたため、本日はノーベルバイオケア社のXガイド・ナビゲーションを使用せずに、私の経験を全集中させて施術を進めました。
結果、ノーベルバイオケア社の®️アクティブ 直径3.5㎜、長さ11.5㎜のインプラントを移植することに成功しました。
完成される前歯をイメージしながら、逆算して審美に最適な骨の位置にインプラント体を移植しました。
骨が割れ、欠損した箇所の歯茎は、大きく下がる(陥没する)傾向があります。
それを防ぐために、自己血液から院内製作したコラーゲンとβ-tcpを混ぜ合わせた物をインプラント体の周辺に十二分 充填します。
当院では「寝ながら安心インプラント」と「成功率100%」を本気で目指していますので、当院でインプラント手術を受ける全ての方は静脈麻酔鎮静費用とコラーゲン製作(CGF)費用を手術代(15,000円)の中に含めています。。
更にコラーゲンのシートを何層にも重ねて歯茎のボリュームを落とさないようにして手術を終えました。
手術から3ヶ月半後、いよいよ型取りの日がやって来ました。
色合わせにも神経を尖らせた渾身のセラミックの完成品が届きました。
患者さんの反応が気になります。
【患者様の声】
「全くインプラントの歯とは分からない。上出来よ先生!ありがとう。」と喜んでいただけました。
【 Dr 】
本当に良かったです。ただし、このような成功写真は、歯科医の満足だけが伝わり、患者様の緊張感や手術時の苦痛は発信されていません。
本当の声「安心できるインプラントとは一体?」その結果
・短い治療期間
・注射はインプラント手術日の1回だけ。その手術も点滴をしながら怖くない、痛くない、腫れさせない
・治療費は良心的
・保証期間は10年(毎年メンテナンスに来院して頂くことが条件)
・院長が必ず最初の手術から、中間の型取り、最後の完成まで総てをしっかり監視する
これが鈴木歯科医院の「本当に安心出来るインプラント」の定義の源となっています。
本当の声あんしん出来るインプラント
元気・やる気・Dr.鈴木のコラム
2023/6/25
6/25 どうする前歯 東京SJCDの偉大な先生とは?(インプラント)