20代の女性。主訴は「他院でオールセラミックの前歯(11万円)を入れてもらったが、色が合ってない。何度かやり直してもらったが “これでもう限界” と言われた。鈴木先生はどう思います?」でした。
Dr「そうですね、色がすこし暗いですよね。被せの中に問題があるのではないでしょうか?」
患者さんには気の毒ですが、入れて間もないセラミックを外して、やり直すことにしました。
その結果、歯を補強するための芯に金属が使用されていることが判明しました。患者さんの不満の原因(前歯が暗く見える)がここにありました。オールセラミックを装着する場合、白色の補強芯を入れなければオールセラミックの美しさを反映させることは出来ません。
白色の土台+オールセラミック=自然な感じの前歯!
当院で、金属の補強芯を撤去し、白色の補強芯を代わりに装着いたしました。この上に、私が製作するオールセラミックを被せることにしました。
まず、セレックでお口の中をビデオカメラで撮影して、PCにデーターを読み込みます。
次に、PC画面上で、その患者さんに合った歯の形を設計し、その情報をセラミックブロックを加工する器械に送信すれば、オールセラミックの被せ物が完成します。
この後、微妙な色の調整を焼き込んでいきます。
私が作ったオールセラミックの歯が、完成いたしました。
〈患者さんの感想〉
•わずか3回の診察で治して頂きありがとうございました。
•1本6万円で助かりました。ありがとうございました。
元気・やる気・Dr.鈴木のコラム
2018/2/9
〈New〉 前歯のセラミック治療のセカンドオピニオン