奈良西大寺よりフランス語の大学教師。主訴は「長年、グラグラの前歯をボンドで固定している。
時々歯茎から白い膿が出てきて嫌な匂いがする。奈良の歯医者では『骨が溶けてインプラントは絶対無理です。セラミックの3連結ブリッジ(約30万円)がベスト』と言われている。
インプラントは怖いのでブリッジでいいかな?と思っている反面、前歯のブリッジは長期間もたない…とネットでの記事をよく目にする。先生の意見を聞かせて下さい。」
〈下記〉CTの結果、前歯の根の周りの骨が見事に溶けて無くなっています。
前歯にしろ、奥歯にしろブリッジは勧めません。
支えの歯の根にヒビが入ったり、割れたり、根の先に膿の袋が生じた結果、また抜歯を迫られる事例が頻発しています。
インプラントは高額治療のため、全ての皆様に提供できる治療ではないことは分かっていますが、
ブリッジや入れ歯にした事で、ドンドン自分の歯の本数が少なくなってしまい、不自由な食生活を送っている方が後を絶えません。
それでもインプラントが難しい方へは、見た目の良い入れ歯、噛みやすい保険の入れ歯を製作しています。
この患者様はインプラントを選択されました。
CT画像での予測通り大きな膿の袋が現れました。
抜歯を終え、膿の塊を取り除くと、大きく骨が欠落していることが分かります。
この状況のもと、限られた薄い骨の中にインプラント移植します。
インプラント移植が無事に完了いたしました。
使用インプラントは、ノーベルバイオケア社製のアクティブを用いました。
インプラント移植と同時に、 欠落している部分に骨の再生術も行いました。
そうすることで、隣の動揺していた不安な歯も安定させることが出来ます。
人工骨をカバーするため、また歯茎のボリュームを出す目的で、自己血液を使ったコラーゲン膜シートを人工骨の表面に添付しました。
無事に手術が終りました。用意しておいた仮歯を装着して本日は終了です。
手術から4ヶ月が経ちました。無事にきれいなインプラントの前歯が完成いたしました。
想像していた以上の完成度にとても患者様は喜んでくださいました。 以前のような口臭もすっかり改善されたとのことです。
※ 費用:インプラント移植代・骨の増殖代・静脈麻酔鎮静法(無料)・仮歯・ 最終セラミックなどを含めて約45万円。
元気・やる気・Dr.鈴木のコラム
11/ 7 限界か?グラグラの前歯をボンドで長年ガチガチ固定(インプラント)
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント 歯科全般 静脈麻酔鎮静法 骨の最新再生医療
10/15 抜くと神経麻痺するかも…と言われたけど(親知らず)
カテゴリ:Dr.鈴木日記 歯科全般 親知らず 親知らずを静脈麻酔鎮静法で 静脈麻酔鎮静法
石切の30代の女性、薬剤師。職場の方からの紹介で来院。
主訴は「年に数回、のどに物が通らないくらい腫れる。
大学生の時から今まで親知らずの抜歯を
色んな歯医者に相談したが、すべて(5件)断られてた。理由は【深く生え過ぎていて、抜歯と同時に神経に麻痺が残る可能性がある。また、ドライソケットになって骨の痛みがいつ迄も続く可能性がある。】とのことでした。
CT画像でチェックをするも私も同様の見解でした。
「危険!正直手をつけたくない歯」であることを本人にも伝えるも、
「静脈麻酔鎮静を行い、抜歯跡に自己血液で院内作成したCGFを充填すれば何とかなりませんか?」
の問い掛けに、「分かりました。何とか上手くやりましょう!」との返答。
歯肉を切開すると、横向きの親知らずは殆どアゴ骨に覆われていました。
覆われた骨を取り除かせていただくと、親知らずの頭の部分がようやく出てきました。
太い神経が横断していますので、歯の頭と根の部分を慎重に分割して、まず頭の部分を摘出しました。
次に、神経とクロスしている歯根の摘出時に極力ダメージを抑えながら慎重に慎重に力の配分を進めながら抜歯をおこなって行きます。
無事に抜歯終了。
下顎神経の走行が直視で確認出来ます。スタッフもこれには驚き。
しかし、抜きっ放しのままでは、痛みや腫れの不快感(ドライソケットなど)が続く可能性があります。
これでは「最善の抜歯であった」とは言えません。
「痛くない、怖くない、覚えていない、通常の生活に短期で戻す」ことが当院のNewスタイル抜歯です。
※静脈麻酔点滴は保険。抜歯も保険治療。
CGFコラーゲンは、当院で点滴抜歯をされた方のみ無料です。
次回のブログは10月の下旬を予定にしています。
9/25 バイクで事故って前歯やっちゃいました(インプラント)
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント 歯科全般 静脈麻酔鎮静法
東大阪市の20代の患者様。主訴は「バイクの事故で差し歯が抜けた。噛むと痛い。どうすればいいのか?お父さんの紹介でここに来た。ブリッジとインプラントで悩んでいる。」
Dr:「金銭的に余裕があればインプラントを推奨します。10年、20年経過してからの前歯ブリッジのトラブルを沢山診てきました。【あの時、神経を抜かずに、周囲の歯を削らずにインプラントにしておけば良かった】という声が後を絶えません。
出来ることなら失った歯の所にインプラントを移植して自然に見えるように復元する方がいいのではないかな?。」
当院では静脈麻酔鎮静法(無料)を使って、【痛くない・怖くない・記憶がない】インプラント移植を抜歯と同日に行います。
この日も、静脈麻酔鎮静法を行いながら真っ二つに割れた前歯の抜歯から始めてまいりました。
続けてインプラント移植です。ノーベルバイオケア社製のアクティブを使用しました。
点滴で血管(ルート)を確保していますので、眠っている途中に採血をおこないます。
当院は、特定細胞加工施設の認可を得ていますので、自己血液を用いてフィブリンのコラーゲンを直ぐに製造、添入を手術中に行います。
移植を終えたインプラント周囲部に骨の再生増加を図るため、作りたてのコラーゲンの塊(CGF)を添入します。
わずか数ヶ月で、新しい骨と歯肉に生まれ変わります。
手術からわずか3ヵ月後で、型取りを行います。
出来上がったセラミックの歯を歯列の裏から小さなネジで固定します。
見た目には全く分かりません。
施術から4ヵ月目。セラミックの歯を装着して無事に完成しました。
見た感じいかがでしょうか?
患者様の感想:「めちゃくちゃ綺麗になって嬉しい。インプラントにして良かった。お父さんにも【どれが偽物か判らんな〜】とビックリされた。先生どうもありがとうございました!」
仮歯、骨の増生、点滴、コラーゲンを含めて総額450,000円(税込)
静脈麻酔鎮静法とコラーゲン添入(CGF/AFG)はインプラント治療を受けられた方のみ無料。
次のブログは10月半ばを予定しています。鈴木
9/15 全く見えません。3件断られた上アゴ奥に潜む(親知らず)
カテゴリ:Dr.鈴木日記 歯科全般 親知らず 親知らずを静脈麻酔鎮静法で 静脈麻酔鎮静法
京都府宇治市より30代の女性。主訴は「矯正を始める。そこの主治医から【矯正を始める前に抜歯をしておいて欲しい。】と言われた。あちこち探したが、『難しいのでここでは無理』と3件断られた。
点滴で寝ながら抜いて欲しい」でした。
リアルな3D画像(歯科用CT)で患者様に説明。鏡の反射を利用しながらの抜歯になります。安全のために直接患部を見ながら施術出来ればベストなのですが、上の奥の隠れた親知らずは最難関の抜歯になります。
静脈麻酔鎮静法(保険適用)を用いながら短時間で上手く抜歯出来るように努めたいと思います。
ミラーテクニックで歯肉を切開オープン。姿が現れました。
親知らずの1本手前の歯を傷つけないようにしながら、親知らずの頭部をカットして抜歯しました。
無事に抜歯が出来ましたが、大きな凹部になってしまいました。
それが原因で、痛みを伴うドライソケットになったり、冷たい水などに痛みやすくなる知覚過敏が生じる可能性があります。
ドライソケットや知覚過敏を予防する目的で患者様の自己血液を用いてCGFを作り、患部に注入して、歯肉の早期復元を図りました。
患者様の声:「えっ!これから始まると思っていたのに、もう終わったん?こわっ!この治療こわすぎ。
嘘みたいに知らん間に抜いてもらえた。なんかすごく感激しているんですけど‥」
9/1 ブライダル近づき 美容歯科クリニックを検索(インプラント.セレック)
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント 静脈麻酔鎮静法 骨の最新再生医療
大阪市内より20代の女性。主訴は「2ヶ月前、左下の歯を抜いた。麻酔が効いていないのに抜歯を続けられた。
歯のない所はインプラントにしようと思っている。前歯も綺麗にしたい。痛みや怖いのはゴメンなので、静脈麻酔鎮静で治療をしてもらいたい。」でした。
左下のインプラント予定部。
切開して開けてみると、2ヶ月前の抜歯跡が見受けられた。しかし
当院では骨の再生治療をインプラント移植時に同時進行で施しているので、全く問題はありません。
骨のない所に人工骨のβ–TCPを添加して、本物の骨に置換するのを待ちます。
左下の施術終了。
左下のレントゲン。
施術より3ヶ月後、インプラント完成。
続いて右上の施術開始。
30分程で施術完了。
右上のレントゲン。
施術から3ヶ月後、インプラント完成。
適合の良くなかった前歯もセレックを使って、オールセラミックスに順次やり変え。
患者様「想像以上に綺麗になって嬉しい。インプラントの2本も本当に違和感なくよく噛める。
歯医者さんは怖くて大嫌い⁉︎だったけど、こんなに自分が頑張れるとは思わなかった。先生やスタッフの皆様には本当に感謝しています。
結婚してからも、実家に帰ってくるときはメンテナンスに来ますね。
ありがとうこざいました。
Dr:「良かったです。限られた期間で、結果を出さなければならなかったのでちょっと大変だったかな?お幸せにして下さい。」
7/24 嚥下障害で悩むナースの決断
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント 骨の最新再生医療
奈良市在住、23才の看護師。主訴は「嚥下がキツくて自分で歯磨きをしていてもえずく。2年前に奥歯が痛んだので神経を抜いてもらったが、治療時のえづきと涙が苦しすぎて放置していた。
そのボロボロに砕けた奥歯が激しく痛んできた。
ネットで探してスズキ歯科にきた。助けて欲しい」でした。
Dr:「了解いたしました。静脈麻酔麻酔鎮静法を用いて、砕けた奥歯の抜歯とその奥の親知らずの抜歯をしましょう!
そして1本だけインプラント移植を同日に行って一日で全てを完了させたいと思います。」
奈良の歯科医で型取りをしたまま治療放置。根の先には黒い影が発生して、大きな腫瘍が生じていると思われました。
抜歯直後の状態。激痛の原因となる腫瘍が摘出されました。
更に奥には横向きに生えている親知らずの歯を確認。
これも続けて抜歯しました。
横向きに生えていた親知らずも静脈麻酔麻酔鎮静法の中、スムーズに抜歯が出来ました。
ノーベルバイオケア社製のアクティブ直径5㎜、長さ11.5㎜を移植完了。
型取りまで2ヵ月待ちます。
インプラント移植直後の状態。周囲の骨は抜歯の影響で、スカスカ空洞があります。
吸収性の人工骨に患者様御自身の血液で製作したコラーゲンとフィブリンの塊を混ぜて、不足している
骨の部分に添加しました。
コラーゲンの塊をシート状に圧縮して確実な骨の再生を促します。
当院でインプラント施術を受けられる方には、一連の作業は無料でおこなっています。
インプラント移植から3ヶ月後の状態です。かなりの早い回復力です。
無事にインプラントが完成いたしました。
嚥下が激しいので、治療のある毎に静脈麻酔鎮静法を使用いたしました(これも全て無料)。
インプラントの歯がしっかり噛むことが出来てとても満足さrています。
ありがたいことに職場の病院の先生やスタッフもその後当院を紹介で訪れて下さっています。
※ほぼ毎日のようにこのような難しいインプラントの施術を静脈麻酔鎮静法の中で、患者様に負担をかけずに
おこなって喜ばれています。
6/1 ブリッジの回復にフィブリン再生治療
カテゴリ:Dr.鈴木日記 審美 歯科全般
京都.精華町より40代の主婦。主訴は「3年前に40万円ほど出してやってもらった前歯が強く噛むと痛い。歯茎を押さえても痛い。見た目も悪くて高価な歯を入れた実感がないため、その旨かかりつけ医に訴えると
『無理やり歯を残して連結したので、ひずみが出てきている』と言うだけで治してくれようとしない。友達の紹介で知った鈴木先生の意見を聞きたい。」でした。
Dr:「ひずみというよりも、前歯2本の根がおかしなことになっています。抜歯するべきであった前歯2本を4連結にして残したため、痛みや腫れが出てきています。
治療法としては、残せない2本を抜歯してインプラントを2本入れるか、6連結のブリッジにするのが一般的かと思われます。
患者様は2本の歯を土台にした4連結のブリッジ治療を選択されました。
※本来、2本で4連結の前歯を装着することは認可されていません。患者様は自由治療でどうしても4連結にして欲しいと希望されてのこと。この症例に関しては、保証期間は一切ありません。
抜歯を行いましたが、かなり歯茎が上の方までえぐれて無くなっていました。
ブリッジ治療で前歯4本の長さを合わせるのが相当難しくなりそうです。
患者様からの血液を使って大量のCGF(フィブリンコラーゲン)を抜いた跡に注入して歯肉の回復を待つことにしました。
4連結の仮歯を装着して2ヶ月が経ちました。
抜歯から3ヶ月後の状態です。予測していた歯肉の回復以上の盛り上がりを確認できたので、セレックを使って4連結のAllセラミック製のブリッジを私が製作いたしました。
本来、必ず起こり得る骨の陥没部の抜歯とそれに伴う歯肉の退縮をいかにクリアするかが問題でしたが、
上手く出来上がったと思われます。
患者様もかなり喜んで頂くことができました。
5/15「この前やったインプラントが揺れて噛めない!」
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント 静脈麻酔鎮静法 骨の最新再生医療
奈良市学園前より50代の主婦。電話にて「2年前に入れてもらったインプラントが動いているような気がする。気になって噛めない。」でした。
レントゲンCT画像分析の結果、動いているのはインプラントの1本手前のご自身の歯牙であることが判明しました。
上記は、おそらく根が割れているのでは?と思われるレントゲン画像です。
抜歯の結果、根は真っ二つ割れ、根の先端には大きな膿の腫瘍が骨を溶かしている良くない状態でした。
患者様は、迷わずインプラントを選択されました。抜歯と同時にインプラントの移植と自己血液を用いた骨の造成再生術を行われました。
腫瘍が骨を大きく溶かしていましたので、欠落した部分にCGFに人工の骨を混ぜ合わせ、骨の再生をインプラントの移植と同時に試みました。
手術直後の状態です。
患者様は静脈麻酔鎮静法(無料)を受けながらの施術でしたので、手術中の記憶は殆ど無かったとのこと。
上手くインプラントの施術が完了いたしました。
3ヵ月後には仮歯が入る予定です。
仮歯で1ヵ月ほど試しに使っていただきます。違和感もなく慣れてきたころにセラミック素材の歯に変えます。
写真は色のチェックです。
手術後から4ヵ月が経ちました。
最初の電話で「インプラントが揺れている!」と聞いて驚きましたが、再度またしっかり噛めるようになって喜ばしい限りです。
3/17 死闘の親知らず レスキュー依頼
カテゴリ:Dr.鈴木日記 歯科全般 親知らず 親知らずを静脈麻酔鎮静法で 静脈麻酔鎮静法
東大阪市より40代の女性。主訴は「かかりつけ医の先生に『神経に近い親知らずですけども、簡単に抜けますよ』と言われたので抜歯を頼んだのに、1時間半経っても全く抜けなかった。アゴは痛いし、麻酔は切れて痛くなるし、怖くて 涙もので 最悪の出来事だった。先生の手が震えだしてきたので『もう結構です』と断り、続きは改めて行う事になった。もうこれ以上絶対イヤな思いをしたくなっかったので、ネットで探しまくって鈴木歯科に来た。」でした。
特に難しそうな状態ではなかったので、患者様には「大丈夫ですよ!」と伝えて初診のその日に静脈麻酔鎮静法を行って、寝ながらの無恐怖 抜歯を行いました。
抜歯後は、事故血液を用いたCGF(コラーゲン)を患部に添加予定です。
きちんと切開をして術野を明示するところから開始しました。
親知らずの周囲の骨を若干削らせて頂いて、抜歯に必要な出口を大きくしました。
短時間で抜歯完了しました。抜いた親知らずの歯から、善意の先生の健闘した跡が伺えます。
当院では、親知らずの抜歯後に、大きく腫れた、痛みが1ヶ月も続いた。この様な事は起こりません。抜歯後に自己血液を用いてコラーゲンの塊をふんだんに添加するからです。
この患者様も開口一番「ウソみたい!抜いていたことは、全く覚えていない!」と非常に感動して下さっていました。術後の経過も良好でとても喜ばれていました。
後日、旦那様も親知らずの抜歯にお見えになられていました。
御来院ありがとうございました。
12/31 我武者らに駆け抜けた2020を12月のインプラント施術で振り返る
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント 静脈麻酔鎮静法 骨の最新再生医療
Case1
12/1 アメリカ在住60代の男性。主訴は「コロナで日本に帰国中。入れ歯が痛くて噛めなくなってきた。何か怪しい気がする。妻の知り合いの紹介でここに来た。再生医療をインプラントに取り入れておられるので、何かあった時に安心感がある。むこうでは、インプラントは無理と言われたので入れ歯で我慢している。」
自己血液を使ってCGFを院内で製作します。これを骨に表面に張って骨の強化を図ります。
年末の状態。かなりのスピードで歯肉が回復しています。5ヵ月後にはインプラントの移植を行う予定です。
Case2:12/5 東大阪市より40代の女性。母の勧めでここに来た。大学受験で頑張っている息子をみて、自分も大嫌いな歯の治療にトライしようと思った。金銭的なこともあるので、5ヵ月前に抜いた奥歯に1本のインプラントをお願いしたい。
Case3:12/8 東大阪市より70代の女性。主訴は「娘の紹介で来た。待合い室で待っていると怖さと緊張で具合が悪くなり今も帰りたいが、奥歯にしっかり噛める歯が欲しい。点滴で寝ながらなら、怖がりの私でもインプラントが出来そうな気がして…」
切削器具を使わずでこの状態。
直径が8㎜以上があるレスキューインプラントを使用することに。
使用インプラント:メガジェン社製のAnyRighe 直径8㎜、長さ10㎜
Case4:
東大阪市の70代の女性。主訴は「先生に3年前に作ってもらった入れ歯と一緒に歯が抜けた。以前からグラグラしていて痛みもあった。息子も先生にしてもらったインプラントが調子が良いとのこと。長いこと柔らかいものしか噛んでいない。以前に通っていた先生には『骨が薄くてインプラントは全く無理』と言われたので諦めていた。年が年ですが、私はインプラント、出来ますか?」
【下4枚は3年前の写真】
前歯をセレックを使用して全てキレイにやり変えました。
金具の見えない保険の入れ歯を用意しました。
2020.12/11施術
6本のインプラントが無事に移植されました。
3ヵ月後に型取りをしていく予定です。
Case5
12/15 生駒市より40代の女性、音楽の教師。主訴は「歯が2本、グラついている。膿やすい体質で、今も2カ所で歯肉が腫れている。音楽仲間の紹介で来た。入れ歯は嫌なので、それ以外で良い治療があればお願いしたい。」
人工の骨とフィブリンを混合塊になったものを、歯を抜いたところに充填。そして、フィブリンを圧縮したもので穴を閉じました。5ヵ月後に、同じ部分にもう1本インプラントの植立予定。
Case6
12/17 八尾市から30代の女性。主訴は「歯医者が大嫌い。虫歯の痛みが出てきても薬でしのぐけど、
最近口臭が気になる。そろそろ歯のない奥歯をなんとかしたい。ママ友の紹介で来た。」
抜歯して、膿の袋を徹底的に排除してから、その日のうちにインプラントを植立させました。
2ヵ月後には型取りの予定です。
今年は医療人にとって本当に辛い一年でした。
人の心に感じたことのない薄暗い影を感じながら、治療にあたってきました。
コロナ対策をどれだけ施していても不安に感じるスタッフと共に日々戦わなくてはならなかった2020。
それでも多くの患者様が当院を頼って、私を頼って来てくださいました。感謝です。
来年度も鈴木歯科医院の成長を楽しみにしていて下さい。ガッツ!鈴木