60代の男性。主訴は「痛くはないが、歯茎が腫れている。噛んでも大丈夫。いくつか病院を回ったが原因が分からないので調べて欲しい」でした。
CT撮影で精密検査をしたところ、根の先の部分が割れているいることが判明。歯茎の腫れは、この事が原因である事を伝え、抜歯の必要性がある事を話しました。患者様はブリッジや入れ歯を避けて、抜歯した日にそのままインプラントを植立する治療を選択されました。
静脈麻酔鎮静法を行いながら、1日で、 抜歯とインプラントの植立と仮歯まで作って帰っていただきました。
治療を始めて3ヶ月後、インプラント植立した所にセラミックの歯が完成しました。
レントゲンで撮影したところ、抜歯した痕のインプラント植立部に骨もしっかり定着していました。
〈患者様の感想〉
・最後の方こそ、うっすら記憶があったが、殆ど記憶なく楽に手術が受けられた。
・腫れの原因が分かって良かった。抜歯は想定外だったが、入れ歯は嫌だったのでインプラントにして良かった
このように、当院では、怖くないインプラント、早期咀嚼回復のインプラントを実践しています。
元気・やる気・Dr.鈴木のコラム
原因不明の歯茎の腫れをインプラントでカバーする
カテゴリ:インプラント 審美 未分類 歯科全般
恐がりの方でもインプラント施術を受けられた訳
カテゴリ:インプラント 未分類 歯科全般
40代の女性、御紹介で来院。主訴は、「奥から2番目(=黄色の点線)の歯が浮いた感じがする。歯肉も定期的に腫れるので、職場近くの医院で診てもらったら“抜歯して入れ歯かブリッジになる”と言われた。インプラントは、トラブルも多いと聞くのであまり考えていない。」でした。
〈CT撮影の結果〉
DR.「このまま放置すれば、ますます黒い影の部分(膿の袋)が大きくなって、他の歯の周囲骨にも波及します。抜歯後、入れ歯にすれば、今までのように強く噛めません。ブリッジにした場合は、支える2本の歯に負担がかかり過ぎるため遠い将来、何らかのトラブルが生じやすくなります。
当院では、抜歯と、インプラントの植立と、骨の不足部の増加の施術を一日で行います。
また手術時は、手に汗にぎるドキドキ感を取り払うお薬を点滴の中に入れながら行いますので、ご安心下さい。費用も高額(静脈鎮静法&骨造成も含めて総額約40万)ですので、3〜4回の分割も可能です。
カウンセリングの結果、抜歯した部分にはインプラントを植立することに決まりました。
〈初診時から2ヶ月後〉
静脈鎮静を始めて直ぐに、呼びかけに反応することもなく寝息が聞こえてきました。
※患者様によって反応の個人差があります。
CT撮影での予測通り、ほっぺた側の骨を中心に大きく欠落していました。
この状況の中で、インプラントを的確な位置に、確実に植立します。
同時に、点滴中の患者様のルートより採血させていただきます。CGFと呼ばれる加工細胞を製造して、人工骨と混ぜ合わせ、再び顎骨を回復させていきます。
※一連の骨の補強費用には、35,000円/1歯、いただいています。
シュミレーション通り正確にインプラントを植立できました。あとは、骨の欠落部に、CGFと人工骨の一塊をやさしく添加すれば施術は完了です。
〈手術直後の写真〉
この状態のまま、約3ヶ月ほど骨とインプラント体が定着するのを待ちます。
〈手術直後の写真〉
インプラントの周囲にCGFと絡めた一塊の人工骨を添加させます。この人工骨はやがて消失され、本物の骨に置き換わります。
〈手術から3ヶ月後〉
3ヶ月過ぎから仮歯を装着します。1ヶ月間使っていた後、最終の型取りに入ります。
施術から4ヶ月後、無事にセラミックで仕上げたインプラントが完成いたしました。
〈患者様の感想〉
•点滴を使っての施術は本当に楽で良かったです。
•噛んだ感じも直ぐに慣れてきて、以前と同じように何でもしっかり噛めます。
•インプラント:ジーマー社製 スプラインHA MP-1
•人工骨:オリンパス社製 オスフェリオ
•縫合糸:GC社製 ソフトレッチ6-0
•メンブレン:CGFメンブレン(自己血液由来)
※治療費:約410,000円(税外)
山の日に、大人の歯 3本が生まれ変わりました。
カテゴリ:Dr.鈴木日記 インプラント 未分類 歯科全般
Case 1
〈8/11 a.m.〉静脈鎮静法付きのインプラント手術
豊中市より40代の男性。「奥歯が痛む。抜歯は覚悟している。点滴で寝ながら(無料サポート)無痛抜歯をして欲しい。出来ればインプラントもお願いしたい」
抜歯を告げられている歯の歯茎は、膿んでは潰れの繰り返をしていたらしい。
〈術前〉通常のレントゲンと同時に、CT撮影も行い、患部を細かくチェックします。
〈術後〉直径4㍉弱と5㍉のインプラントが、13㍉ほどの深さの骨内に入っていますが、下記のCGFをクッション材代わりに多用しますので、痛みはかなり軽減されます。
自己血液由来の無添加フィブリノーゲンの塊。傷口を早期に治してくれます。また、痛みや腫れを抑えてくれる優れ物です。
患者様の負担を極力少なくするために、抜歯と同日にインプラントの手術も終えました。患者さんのコメントは、「前夜かやかなり緊張していましたが、いざ治療が始まると、何となく周囲の声が聞こえていた程度の記憶しかなかったです。本当に楽な手術で助かりました。妻にも来させます。」
3ヶ月後、セラミックの白い歯が2本入ります。元通りしっかり噛めることを楽しみにしていて下さい。
Case 2
〈8/11 p.m.〉静脈鎮静法付きのインプラント手術
40代の市内の女性。主訴は「歯が浮いた感じがして、痛くて噛めない。抜歯した後はインプラントに決めている。手術は、痛そうで恐いイメージがするので点滴(無料サポート)をしながら手術をして欲しい。治療費やメンテナンスも安心できそうなのが、鈴木歯科を選んだ決め手でした。」
〈術前〉CT撮影も同時に行って、手術のシュミレーションを入念に行います。
〈術後〉イメージ通り、抜いた直後、そのまま直径5㍉程のインプラントを13㍉ほど骨内に入れました。午前の手術同様、フィブリンの塊(CGFとAFG)を多用していますので、痛みや腫れはかなり軽減されます。
グミ状になった動物由来でない吸収性の骨補填材(β-TCPとAGFの一塊)をインプラントの周囲骨の不足しているところに補填します。抜歯した日にインプラントを入れて同時に骨も作る作業を一日で済ましてしまう所が当院の最大のポイントです。その結果、抜歯からインプラント治療完成まで、6ヶ月以内で終わらせる事が最大の強みです。
傷口を自分の血液から採取、製造したフィブリンを膜に作り替えて蓋をしました。
患者様の感想として、
「口を開けたままだったので、アゴが痛かったこと以外は、一切覚えていない。本当に恐くなく、楽に治療ができました。勇気を出して良かった。」とのことでした。3ヶ月後の完成を楽しみにしていて下さいね。
※今回、使用したHAインプラントは全て、 スプラインMP-1(Zimmer:USA)です。
※縫合は、マイクロスコープ(Leica製)使用のもと、6-0のソフトナイロン(ELP)を使用しています。
※吸収性の骨補填材β-TCPは、オリンパステルモ社製のオスフェリオンを使用しています。
点滴を使って不安を除く②親知らず
カテゴリ:未分類 歯科全般 親知らず
30代の男性。主訴は「奥の親知らずに大きな穴が空いている。かかりつけ医院では、『アゴ骨の神経が近くにあるので抜けない』と言われた。顎関節症なので、長時間、口を大きく開けるのが難しい。虫歯の痛みがひどくなる時があるので、なんとかお願いします。」
Dr:「横向きに生えている親知らずと隣り合わせの歯が重なり合い、そこに食べ物が挟まり続けて虫歯になったようです。
親知らずは、抜歯します。その隣りの歯は抜かずに残せますが、神経だけは抜く必要があります。点滴をしながら、一度に両方の治療を行いますので、がんばっていきましょう!
〈レントゲン画像〉横向きに生えている親知らずの歯と重なりあっている所に食べ物が挟まり、きつい痛みを伴う大きな虫歯になりました。
抜歯の途中、採血した血液から有能な細胞組織を抽出。試験管の上半分(黄色)部分を抜いた痕に注入して、「痛み」「腫れ」を最小限に抑え、早期回復を促します(無料)。
※黄色い部分は『CGF』と呼ばれ、テルプラグ以上の効果が期待できます。
※再生医療安全性確保法に係る特定細胞加工物製造の届出は行っています。
〈抜歯後の感想〉
・麻酔をした後の事はほとんど覚えていない。
・以前、他で親知らずを抜いた時よりすごく楽だった。
・全く腫れず、次の日も休むことなく働きました。
・痛み止めは、1回飲んだだけです。
Dr:お忙しいアパレル関係の仕事に影響が出なくて良かったです。
㎜の世界を㎝に変えてしまう器具
カテゴリ:お知らせ 未分類
1㎜の世界を肉眼だけで精密に作業を行うには限界があります。
私どもでは、手術用の拡大ルーペを装着し、小さな歯を約4倍の大きさに拡大して、患者様の大切な歯を細かく精査しています。
正確に削る/正確に型取りをする/正確に詰める、被せる…これを私達は普通にこなしています。
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妻からのひと言「入れ歯、なんか変?」
カテゴリ:入れ歯 未分類 歯科全般
60代の男性、HPにて生駒から来院。主訴は「妻から“なんかその入れ歯、変じゃない?”と言われた。自然な感じの入れ歯に作り変えたい」でした。
Dr:「奥様のおっしゃる通り、前歯の人工の歯が短いですね。奥様に『いい感じになったね!』と褒めてもらえような自然な感じの入れ歯を作製していきましょう」 続きを読む
G.W帰省中に親知らずを抜きたい
カテゴリ:未分類 歯科全般 親知らず
4月28日。40代の男性、2ヶ月前からの予約再診。「転勤先でも奥の歯茎が度々痛くなる。覚悟して来たので抜歯して下さい」でした。
レントゲン写真の結果、親知らずの歯は、下のアゴ骨に真横に埋まっていました。更に根の先はカーブを描き、骨をホールドしています。難しい抜歯になると予測されたので、CT撮影を行いスムーズな抜歯を目指しました。
順調に抜歯を進めていたが、最終段階になって「バッキッ!」と嫌な音。直ぐにレントゲンで確認すると、2本の根の先が、両方とも折れた状態で骨の中に取り残されていました。
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5月2日(月)は休診です。
カテゴリ:お知らせ 未分類
5月2日(月)は休診させていただきます。
6日(木)より通常通り診察します。鈴木雅智