静脈麻酔鎮静法と再生治療を合体させたプレミアム抜歯
【名古屋市4/11来院】
20代の女性。Osaka緊急事態宣言(愛知県は入らず)直後、電話で問診。
「近所で親知らず3本は抜いたが、残りの1本は難しくてここでは抜歯出来ないと言われた。矯正の先生からは『必ず何処かで抜いてきて』と言われている。大阪出身の同僚(当院の患者様)に鈴木歯科を紹介してもらった。コロナで名古屋も大変なので、出来れば初診の日に寝ながら抜いて欲しい」でした。
完璧に骨の中に埋まっている親知らず。骨の中の太い神経と歯根が交差していることも院内のCT撮影で判明。
全く何も見えません。
抜歯開始。
切開すると深い奥から横向きの親知らずを確認。
親知らずの歯を、頭 と 2本の足、 トータル3パーツに分割にして抜歯終了。
このように、歯根が八の字に広がっている場合は、まずスムーズに抜けません。高度な技術になりますが、歯根を2分割して慎重に抜歯をする必要があります・
当院では、抜きっ放しにすることはまずありません。
抜歯後の痛みと腫れを抑えるために自己血液を用いた再生治療を施行いたします。
〈術後〉
「抜歯後の消毒と抜糸は名古屋でも大丈夫ですよ。」と伝えていましたが、前回とは全く異なり「痛みも腫れも殆どなく、抜歯中も 抜歯後の経過も 楽だったのでお礼を直接伝えたい。」とのことで再び来て下さいました。
Dr:「コロナで大変な時期によく来られました。常に私達は、万全の体制で仕事に向き合っています。想像以上の結果で、期待に応えられてよかったです。」
【八尾市4/17来院】
市内の矯正専門医からの依頼。
「出向で来てくれている口腔外科専門の先生が、兵庫県の人なのでこれなくなった。そのため院内で抜歯が出来なくて困っている。また、患者さんもコロナでナーバスになっているので、『抜くのは何処でもよい』というわけにはいかなくなった。歯科材料屋さんの紹介で、鈴木先生を知った。突然で恐縮ですが宜しくお願いします。」でした。
この方も斜め横向きの親知らずが、骨の中に完璧に深く埋まっています。かなり難しい抜歯になりそうです。
※院内CT撮影でも確認
親知らずの一部が、わずかに見えています。
歯肉を切開すると斜めにはえている親知らずが、見えてきました。
まず、歯の頭の部分を削り取りました。
抜歯が終了した状態。
Dr:「ご紹介ありがとうございました。短時間で抜きましたし、再生治療(=上記写真)も施しています。ほぼ腫れることなく経過するでしょう。先生のところもコロナウィルスには十二分に気をつけて、お互い難局を乗り越えましょう!」
【枚方市4/25来院】
10代の女子大生。就活に向けて矯正を来月から始めることになっている。矯正の先生から『矯正が始まるまでに4本とも抜歯をするように』と言われた。ところが、極度の歯科恐怖症。まさか矯正をするのに親知らずの抜歯が必要とは思わなかった。難しい生え方をしているらしく、ドキドキして今も手が汗でベタベタ。とにかく、ねたままの抜歯をして欲しい。」でした。
4本中、1本だけが横向きで骨の中に深く埋もれていました。
これもかなりの難しい抜歯になりそうです。
何も見えていません。
抜歯が始まりました。
親知らずの頭の一部が見えてきました。
まず、歯の頭部を切断しました。
頭部を摘出したところです。
次に、歯根を2つに分割しました。
トータル3つのパーツに分割して、無事に抜歯が終了しました。
あとは、痛みや腫れを劇的に抑えるために自己血液を用いたフィブリンゲル(無料)を入れます。
その他の親知らずは、まっすぐキレイに生えていましたので、難なく抜歯が終了しました。
親知らずの抜歯をするために、地元の石切、東大阪市の方をはじめ、奈良市、生駒市、その他の地域から多数来てくださっています。
来院される方も医院を選ばれるでしょう。
また逆に、私達も体温検査をはじめ点滴治療を行う日はお付添の方と一緒に車で来てもらうなどの協力をしてもらっています。
「大阪を代表する歯科医院」といつかは呼ばれるように、日々歯科医療の最前線でコロナ渦に負けじ奮闘しています。院長
元気・やる気・Dr.鈴木のコラム
2020/5/1
最先端の再生医療で難抜歯にトリプル トライ !!!