元気・やる気・Dr.鈴木のコラム

 2019/12/31 

横浜から帰省の元•患者さん 2時間の抜歯で歯科恐怖症に…
カテゴリ:Dr.鈴木日記 歯科全般 親知らず 親知らずを静脈麻酔鎮静法で 

奈良 生駒 東大阪 大東 静脈麻酔鎮静法 保険 親知らず インプラント 再生医療 12月10日電話。大学生の頃、虫歯の治療で来院して以来の横浜在住の妊婦さん。主訴は、「結婚前に横浜で2時間かけて親知らずを抜いた。なかなか抜けず、大きく開け続けていた顎が痛すぎて「もういいので止めて下さい」と頼んだとたん、舌を切られて大量の出血が起きた。
先生もパニックになるは、痛いは、怖いは、私は泣き叫ぶやらで大変な目にあった。
それ以来、歯科恐怖症。
ところが、抜いた反対側の親知らずがまた痛くなってきた。妊娠もしているので、年末の帰省中に鈴木先生に診て欲しい」でした。
昔のレントゲンを頼りに、抜歯の予約(12月24日)を行いました。

奈良 生駒 東大阪 大東 静脈麻酔鎮静法 保険 親知らず インプラント 再生医療 舌が大きく広がっているため、奥歯の上に覆いかぶさっています。確かに、抜歯中に叫ばれると舌を切るのは理解出来ます。危ないですよね。
当院では、抜歯を行う前に、「笑気麻酔」「静脈鎮静麻酔」を行い、うたた寝したリラックス状態(ぐっすり眠る方もいる)で横向きの親知らずに取り組んでいますので、「歯科恐の方には良い治療法だと思います」

奈良 生駒 東大阪 大東 静脈麻酔鎮静法 保険 親知らず インプラント 再生医療 横向きの親知らずが、顎骨の深い所に生えています。歯の根っこも弯曲して嫌な形をしています。
妊婦のため、点滴に使う薬にも制約がありますので、不利な条件が重なっています。正直〇〇でした(ゴメンね)。

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奈良 生駒 東大阪 大東 静脈麻酔鎮静法 保険 親知らず インプラント 再生医療 点滴中の採血を使って、自己血液由来の無添加フィブリノーゲンを院内で製作、使用(無料)しています。術後の痛みや腫れを相当軽減してくれます。特に痛み止めや抗生剤を避けた方が良い妊婦さんには、無くてはならない必需品です。

奈良 生駒 東大阪 大東 静脈麻酔鎮静法 保険 親知らず インプラント 再生医療 横浜で抜かれた親知らずより、更に条件は悪いのでかなり気合を入れて取り組んでいましたが、特に問題もなくスムーズに抜くことが出来ました。
患者様も「抜歯の最中、ところどころ覚えているけれども、前回とは比べものにならないぐらい楽でした」とのことでした。
やはり笑気麻酔だけではここまで恐怖心の患者様をコントロール出来ませんので、点滴を使った親知らずの抜歯はかなり人助けになります。