20代前半の女性。「前歯が黄色いので歯を白くしたい（ホワイトニング）」が主訴でした。患者さまの前歯には“かぶせ物”が既に装着されていましたので、薬液を使用して歯を白くする方法（ホワイトニング）では…〈続き〉前歯を白くすることは難しいことをご説明しました。
また、かぶせ物と歯肉との間には、爪で引っかかるような段差もありましたので、ご相談の上で変色したかぶせ物を外し、新しい保険適用のかぶせ物に入れ換えることになりました。
変色したかぶせ物を外した後、まずは仮歯の状態で、しばらくの間,仮歯と歯茎の境を中心にブラッシングを行っていただきました。
次に健康な歯茎（出血がない）の状態に回復したことを確認してから、精密な型取りを行いました。
その結果、保険適用のかぶせ物を歯茎の際に対して正確に装着することができました。患者さまにも、前歯のホワイト度、薄さ、長さ、舌触り、全てに満足していただくことが出来ました。
審美治療の最前線方法は、保険適用の歯にも大いに活かされています。