滋賀から60代の男性。静脈麻酔を使って親知らずを抜歯した奥様の紹介。去年あたりから歯茎が腫れる。かかりつけ医にはレントゲンで調べても「特に何も写って無いのでこのまま様子を見ましょう。」というが何か異変を感じる。
一般的なレントゲンでは確かに異変は見受けられませんでしたが…。
当院の高性能CTで確認すると、骨の周囲には膿袋が原因で生じる黒い影を確認出来ました。
抜歯をすると、歯根が真っ2つに割れていました。これが膿んでいた原因です。
抜歯穴は大きく広がり、さらに上顎洞へも突き抜けていました。
インプラント施術に備えて急きょ、骨を作る治療まで進めておくことにしました。(待合で待たれたいた奥様と相談して)
6ヶ月後には骨がしっかる出来上がっている様に、完璧な準備が出来ました。
インプラント開始。当院では、吸収性(溶解する)の人工骨を本物の骨に転換させる施術を行っていますので十分な硬さの骨に生まれ変わっていました。
インプラントの移植が上手くいきました。計画通り、バッチリです。
食事をする度に、気にしながら食べていた左上の歯でしたが、ストレスも無くなり、元通りしっかり噛める様になって嬉しい限りです。と喜んで下さいました。ただし、「インプラントの術後、1週間はマジで痛かったわー」とチクリ一言。
もっと快適な術後を私自信が心がけなくてはいけませんね。
元気・やる気・Dr.鈴木のコラム
2024/8/8
8/8(木)歯茎に白い突起物があっても本当に大丈夫!?(インプラント)