30代の女性、今年（2023年）の１月来院。主訴は「歯ぎしりが原因でグラグラしていた前歯を抜歯（他院）した。続けて入れ歯を作ったが、ぷかぷか浮いて不安定なうえに、見た目も悪くて困っていた。インプラントをしていない医院だったので、セラミックの自費ブリッジを勧められた。神経を抜いたり、歯を削ることに抵抗があったのでネットで調べて鈴木歯科に相談に来た。」でした。

私も患者さんと同意見（ブリッジ反対派）ですので、入れ歯かインプラントの2択で検討することになりました。
インプラントの費用40万は難しいとのことでしたので、普通に当院の保険入れ歯を作成することにした。

入れ歯の金具を出来るだけ歯茎に近づけて、審美的に目立たない保険の入れ歯を用意しました。

出来上がった入れ歯を装着してみると、想像していた以上に見た目も良く、快適に使えると言ってとても喜んで下さいました。

それから10ヶ月後、再来院。主訴は「入れ歯は快適に使っているのですが、入れ歯の取り外しを１日に何回もしているうちに、入れ歯の金具を引っ掛けている前歯に負担がかかって抜けそうな気がして怖い。実はあれからインプラント貯金をしていましたが、いよいよ来年、先生に手術をお願いしたくて来ました」とのこと。
入れ歯で感動していただき、インプラントでは頼ってもらい、お金まで工面されて本当に有り難い限りです。
令和６年、１月吉日の手術、任せて下さい。