岸和田市より女性。主訴は「かかりつけ歯科で『横向きの親知らずを置いておくと歯並びが悪くなるよ』と言われたので、去年、口腔外科専門医院で1時間ほどかけて親知らずを抜いてもらった。ところがその後、めちゃくちゃ腫れて、口も開かず食事にも不自由し、痛みも1ヶ月以上は続いた。HPで【痛くない、怖くない、腫れない、寝ながら】で検索してここを見つけた。」
Dr:「歯茎から全く見えてないですね。抜く必要ありますか?この歯も普通に抜歯したら、おっしゃられているような以前の症状が出るのが普通です。
ただ当院では、ウトウトする点滴だけではなく、抜歯後に自己血液を使ったコラーゲンを抜歯穴に入れて縫うのが特徴です。
腫れや痛みを確実に抑えますが、全くゼロではない事を踏まえた上で抜くかどうか検討して下さい。
早速、抜歯開始。歯肉を開くと歯のほとんどが骨にうずくまっている状態の親知らずの横顔の一部が確認出来ました。
骨の上層部を削り、ドンドン歯の見える視野を広げていきます。
レントゲンで抜歯の進行具合を慎重にチェックしながら最終局面に向かっていきます。
ここで抜歯を終えるのは普通の抜歯法です。
当院では抜歯穴に自己血液から院内製造したコラーゲン(フィブリンの塊)を挿入して、
【痛み、腫れ、嚥下障害】を最小限に抑える処置をサービスで行っています。
抜歯から一週間後の声:「抜いている時も[いつの間にか終わった]という感じで楽に出来ました。
痛みや腫れも前回と違って楽に過ごせています。1週間分の薬も余っています。本当にびっくりです。ありがとうございました。」
※夏休みに入ってほぼ連日、昼休みを使って難しい親知らずの抜歯を行っています。
引き続きコロナに気を配りながら安全な抜歯に努めていますので、抜歯に不安のある方は一度お尋ねになって下さい。鈴木
元気・やる気・Dr.鈴木のコラム
2022/8/1
8/1 この親知らず抜きますか? 歯というより骨の一部ですよ (親知らず)