Case1
12/1 アメリカ在住60代の男性。主訴は「コロナで日本に帰国中。入れ歯が痛くて噛めなくなってきた。何か怪しい気がする。妻の知り合いの紹介でここに来た。再生医療をインプラントに取り入れておられるので、何かあった時に安心感がある。むこうでは、インプラントは無理と言われたので入れ歯で我慢している。」
自己血液を使ってCGFを院内で製作します。これを骨に表面に張って骨の強化を図ります。
年末の状態。かなりのスピードで歯肉が回復しています。5ヵ月後にはインプラントの移植を行う予定です。
Case2:12/5 東大阪市より40代の女性。母の勧めでここに来た。大学受験で頑張っている息子をみて、自分も大嫌いな歯の治療にトライしようと思った。金銭的なこともあるので、5ヵ月前に抜いた奥歯に1本のインプラントをお願いしたい。
Case3:12/8 東大阪市より70代の女性。主訴は「娘の紹介で来た。待合い室で待っていると怖さと緊張で具合が悪くなり今も帰りたいが、奥歯にしっかり噛める歯が欲しい。点滴で寝ながらなら、怖がりの私でもインプラントが出来そうな気がして…」
切削器具を使わずでこの状態。
直径が8㎜以上があるレスキューインプラントを使用することに。
使用インプラント:メガジェン社製のAnyRighe 直径8㎜、長さ10㎜
Case4:
東大阪市の70代の女性。主訴は「先生に3年前に作ってもらった入れ歯と一緒に歯が抜けた。以前からグラグラしていて痛みもあった。息子も先生にしてもらったインプラントが調子が良いとのこと。長いこと柔らかいものしか噛んでいない。以前に通っていた先生には『骨が薄くてインプラントは全く無理』と言われたので諦めていた。年が年ですが、私はインプラント、出来ますか?」
【下4枚は3年前の写真】
前歯をセレックを使用して全てキレイにやり変えました。
金具の見えない保険の入れ歯を用意しました。
2020.12/11施術
6本のインプラントが無事に移植されました。
3ヵ月後に型取りをしていく予定です。
Case5
12/15 生駒市より40代の女性、音楽の教師。主訴は「歯が2本、グラついている。膿やすい体質で、今も2カ所で歯肉が腫れている。音楽仲間の紹介で来た。入れ歯は嫌なので、それ以外で良い治療があればお願いしたい。」
人工の骨とフィブリンを混合塊になったものを、歯を抜いたところに充填。そして、フィブリンを圧縮したもので穴を閉じました。5ヵ月後に、同じ部分にもう1本インプラントの植立予定。
Case6
12/17 八尾市から30代の女性。主訴は「歯医者が大嫌い。虫歯の痛みが出てきても薬でしのぐけど、
最近口臭が気になる。そろそろ歯のない奥歯をなんとかしたい。ママ友の紹介で来た。」
抜歯して、膿の袋を徹底的に排除してから、その日のうちにインプラントを植立させました。
2ヵ月後には型取りの予定です。
今年は医療人にとって本当に辛い一年でした。
人の心に感じたことのない薄暗い影を感じながら、治療にあたってきました。
コロナ対策をどれだけ施していても不安に感じるスタッフと共に日々戦わなくてはならなかった2020。
それでも多くの患者様が当院を頼って、私を頼って来てくださいました。感謝です。
来年度も鈴木歯科医院の成長を楽しみにしていて下さい。ガッツ!鈴木
元気・やる気・Dr.鈴木のコラム
2021/1/1
12/31 我武者らに駆け抜けた2020を12月のインプラント施術で振り返る