元気・やる気・Dr.鈴木のコラム

 2017/4/8 

幼かった少年が立派な社会人に旅立ち
カテゴリ:歯科全般 親知らず 

横向きの親知らず 3月末、20代の男性。主訴は「右下の奥歯がかなり痛い。4月1日から社会人になるが、その後、何所に配属されるか分からない。忙しくなりそうなので、短期で治して欲しい。親知らずも4本一気に抜いてもらっても構わない。小さい頃から治してもらってきた鈴木先生にお願いしたい」でした。
横向きの親知らず レントゲンの結果、右下には大きな虫歯(奥歯)と横向きの親知らずを確認。左下にも、横向きの親知らずを確認出来ました。
Dr:「分かりました。右下奥の虫歯の治療と、左右の横向きに寝ている親知らずをまとめて一日で抜きましょう。
静脈鎮静法で寝ながらの抜歯ただし、治療の当日は点滴(静脈麻酔鎮静法)を使わせてもらいます。理由は、
•左右の親知らずを抜歯する時、歯や骨を削る嫌な音が発生します。
→軽く眠りながら治療が出来ますので、嫌な音は気になりません。
•痛み止めや化膿止めを点滴の中に入れますので、治療中や治療後の痛みをかなり抑えられます。

横向きの親知らずの抜歯を一日で完了 治療開始から約2時間、無事に(1)〜(3)の治療が完了いたしました。
(1)左下の横向きの親知らずの抜歯
(2)右下の横向きの親知らずの抜歯
(3)右下の大きな虫歯から神経を抜いて痛みを止める治療
〈直後の感想〉 •すごいですね!びっくりしました。実はかなり緊張していたのですが、本当に楽でした。 •麻酔をした事も覚えていないです。
大きな虫歯の治療も同時に行う