20代の女性、8/6来院。主訴は「９月から学校が忙しくなるので、お盆前に親知らずの抜歯をして欲しい。よく物が詰まるので、虫歯になるのが心配」でした。

Dr：「X線の結果、歯の根の先が彎曲し、骨を抱きかかえている可能性があります。時間のかかる手術となれば、術後の痛みや腫れが発症します。お盆明けにしませんか？」

患者様：「今月も予定が続くため、8/10（月）に手術を希望」予約空きの都合上、お昼休みを使って手術することに決定。

手術時間は「１時間以内」が条件（午後診が始まるまでの間）となるためCT画像で親知らずを縦分割、横分割にして歯の形状を分析して、最短時間での抜歯の準備を行う。

抜歯開始から30分程で無事に抜歯が終了。
上記の３D画像からも分かるように内側（舌側）への傾斜もきつかったため、歯を分割する際、「舌を傷つけない」事に最も気を配りました。
次の日、抜歯後の消毒で来院されました。こちらの予測とは異なり、腫れや痛みもほとんど無かったそうです。
よかった〜ホっ。それにしても女性は強いです。