元気・やる気・Dr.鈴木のコラム

 2015/7/18 

参りました〜凄い形の親知らず
カテゴリ:歯科全般 親知らず 

親知らずをお口全体のレントゲンでチェック 30代の女性。遠方より。主訴は「親知らずが、下あごの骨に引っかかっているらしい。難しい抜歯になりそうなので、かかりつけの医院では『抜けない』と言われた。出来れば今日、抜いて欲しい」でした。

親知らずを局部的なレントゲンで撮影 局部的レントゲン画像を撮影して、親知らずと骨の引っかかり程度をチェック。 「特に問題はない」と判断したため、昼休みを使って抜歯をおこなうことに急遽決定。

親知らずの頭と足の先が引っかかって難抜歯となる 15分程で抜けると予想をしていましたが、30分を過ぎても歯はビクともせず。 患者様は、顎関節症でもあったため、大きく口を開けることが出来ません。顎関節の痛みも発症、休憩を繰り返しながらも抜歯は続く。患者様の目からは苦痛の涙が…。
手を替え品を替え、抜歯開始から1時間後、ようやく私の抜歯鉗子(ペンチ様)から凄い形をした親知らずの歯が折れることなく出てきました。
患者様も最後は、安堵の涙。私も思わず「午後3時からの治療開始に間に合った…」 皆様、本当にお疲れさまでした。海の日を前に無事、抜歯を終えれたことに感謝です。