30代の女性。遠方より。主訴は「親知らずが、下あごの骨に引っかかっているらしい。難しい抜歯になりそうなので、かかりつけの医院では『抜けない』と言われた。出来れば今日、抜いて欲しい」でした。
局部的レントゲン画像を撮影して、親知らずと骨の引っかかり程度をチェック。
「特に問題はない」と判断したため、昼休みを使って抜歯をおこなうことに急遽決定。
15分程で抜けると予想をしていましたが、30分を過ぎても歯はビクともせず。
患者様は、顎関節症でもあったため、大きく口を開けることが出来ません。顎関節の痛みも発症、休憩を繰り返しながらも抜歯は続く。患者様の目からは苦痛の涙が…。
手を替え品を替え、抜歯開始から1時間後、ようやく私の抜歯鉗子(ペンチ様)から凄い形をした親知らずの歯が折れることなく出てきました。
患者様も最後は、安堵の涙。私も思わず「午後3時からの治療開始に間に合った…」
皆様、本当にお疲れさまでした。海の日を前に無事、抜歯を終えれたことに感謝です。
元気・やる気・Dr.鈴木のコラム
2015/7/18
参りました〜凄い形の親知らず