八尾市より30代の男性。主訴は、「奥の親知らず、放っておくと歯並びが悪くなると聞いた。思い切って抜きたい」でした。
Dr:「歯茎に隠れてほとんど見えていませんが、本当に抜きますか?CT(保険適用)でも確認しますが、かなりの難抜歯になると思いますよ」
CT画像なら智歯の3D立体、智歯を取り囲む骨の状態などが正確に把握出来るため、安全して手術に取り組めます。また、手術時間も短縮されるため、痛みも軽減できます。
〈抜歯前〉この画像だけでは、下あごの骨の太い神経と智歯が交差しているように見えます。土曜日にしか手術が出来ないこの患者様は、
何処の医院へ行っても断られたそうです。
〈抜歯後〉CTの力を借りて、無事に抜歯が終了。抜歯後2週間は、腫れと痛みを訴えておられました。当院で必ず使用する抜歯後のテルプラグは、無料で使用しております。
歯の根を2分割にして抜歯しました。根の先が曲がって凸起していたため、引っ掛りが強く、より難しい抜歯となりました。現在、定期検診で歯石取りにも来られていますが、腫れや痛みは全く消失したとのこと。
本当に良かったです。
元気・やる気・Dr.鈴木のコラム
2014/11/1
横向きの親知らず 難度をCTで判定