40代男性。主訴は「左上=写真X印=で噛むと痛い。歯が浮いているので抜いて欲しい」でした。
確かに写真X印の歯は抜歯適応の状態でした。しかし、この歯を抜くと左上奥歯が全てなくなり、「部分入れ歯」となります。年齢的にも入れ歯?ということで、患者様と相談した結果、右端の親知らずの歯を一本抜いて、それを写真X印の歯を抜いた跡に移植する(自分の歯をインプラントする)ことにしました。
左の写真は、移植した歯を固定しているところです。約10ヶ月以上待って、動かなくなるのを待ちます。
移植してから1年半が経ちました。歯は、がっちり固定されています。これなら、被せ物を装着しても問題ありません。
3個一体のブリッジ(3連結)の歯=写真左=を装着しました。これは、歯科用ボンドで固定していますので、入れ歯とは異なり外れません。ご自身の歯でしっかり噛むことが出来るようになり、患者様にはとても喜んで頂ける結果となりました。
※費用はすべて保険の適用範囲内
元気・やる気・Dr.鈴木のコラム
2012/2/8
右端から左端へ移動した歯が大活躍!