60代の女性、初診は昨年の4月。主訴は「奥歯がぐらぐらしてて、痛くて噛めない」でした。
Dr:「申し訳ないですが、抜歯になりそうです。前もってお伺いしますが、歯が無くなった後どうします?」
患者様:「入れ歯はちょっと…インプラント?かなと考えています。」ということでした。
インプラント成功の秘訣には、インプラント体を支える強固な骨のサポートが、絶対に欠かせません。歯周病が原因で抜歯となるケースでは、骨は大きく失われています。そのためこの患者様の場合、抜歯後すぐに凹状の骨を埋める施術(インプラント手術を前提に抜歯をされる方には、無料です。)も同時におこないました=上の写真。
10ヶ月後、抜歯した跡のインプラント植立予定部分=写真=には、強固で厚みのある骨の存在が認められました。しっかりした骨の中にインプラントを入れると、治療は成功します。
2本のインプラントが上手く植立=写真=されました。5ヶ月後には、インプラント体の上に、白いセラミックの歯を装着して完成予定です。
元気・やる気・Dr.鈴木のコラム
2012/1/24
インプラントを末永く使うためには