40代女性。この患者様の主訴は「前歯がだんだん変色してきたので＝写真左、保険の範囲内で綺麗にしたい。」でした。

この患者様の前歯が変色してきた理由には、２つのパターンが考えられます。
一つは、神経を既に取り除いていた(過去に治療済み)。
もう一つは、神経はまだ残っているが、不活性した状態。
いずれも、歯の表層まで、栄養や酸素が届かなくなって起こる現象です。
詳しくは神経（歯髄）を取るメリット・デメリットを、是非ご覧ください。

今回のケースでは、神経が既に取り除かれていましたので、歯を削り、型取りを行って、３回目の来院時には保険のかぶせ物を装着するだけで済みました。
前歯のかぶせ物ができあがるまでの間は、仮歯を臨時で使用していただきました。装着された保険の前歯は、周りの歯とうまく調和がとれており、自然な仕上がりになっています＝写真右。

＜追記＞仮歯とは、患者さまお1人おひとりにあわせてつくられた手作りの歯です。詳しくは審美治療の最前線方法を、是非ご覧ください。