泉大津市より40代の男性。主訴は「20代の頃、反対側の親知らずを抜いたがメチャクチャ腫れて、痛みも長期間続きエライ目にあった。もう2度抜歯はしない!と決めていたが、最近奥歯が痛い。次は痛みや腫れを抑えてくれそうな医院をネットで探してここに来た。」
通常のレントゲンとは別にCT画像でチェックすると親知らずから2本手前の歯に虫歯を発見。点滴で寝ながら親知らずの抜歯とその手前の歯の虫歯の治療をすることに。
虫歯を発見。神経は残す方向で。(知覚過敏対策として保険で白色の詰め物を装備することに)
歯肉をハクリすると殆ど骨に覆われた親知らずを確認。
横向きの親知らずの上半分(頭側)を分断カットして取り出す。
歯根を奥から手前に前進移動させて取り出す準備。
90度反転させて残りの親知らずを摘出。
湾曲していた2本の根が間に骨を抱きかかえていました。このため抜歯に時間を要しました。
早期回復のため、自己血液を用いてCGF(PRP法)を抜いた傷口にたっぷり補てんしました。
これで長期間の痛みや腫れを回避できます。
このような難しい抜歯は静脈麻酔鎮静法(保険適用)を使って痛みの最少化、腫れの短期を目指して取り組んでいます。抜歯を済まされた患者様の多くは「記憶が殆どなく、楽に抜歯が出来た」と喜んで下さっています。
元気・やる気・Dr.鈴木のコラム
2024/4/10
4/7 (日) 地元抜歯で長期の痛み 次はドライソケット対策で当院がHit(親知らず)