8/18、近所の20代女性から電話。主訴は「左右 両方とも親知らずが虫歯になっている。特に右の下が寝れないほど痛い。お盆になって痛み出したので、あちこち調べていた。お盆明けに鈴木歯科で抜こう決めて今日まで我慢した。急に申し訳ないですが痛みを何とかしてして欲しい」でした。
親知らずの虫歯が、隣の歯にも移って大きな虫歯の穴が確認出来ます。
お昼休み時間に、静脈麻酔鎮静(この患者様は完全に眠られていました)を使った抜歯を行いました。
親知らずの一部が歯茎から少しだけ顔をのぞかせています。その部分が虫歯を誘発させた模様です。
奥歯への麻酔で、親知らずの抜歯と手前の奥歯から神経を取る治療を同時に行いました。
点滴から目が覚めるまで僅か1時間で抜歯が終わりました。
抜いた穴の中にコラーゲン(CGF)を入れるところです。
抜歯をすると骨がむき出しになります。骨の上に新しい歯肉が乗ってこないと「ドライソケット」と呼ばれる痛みの症状が長く続きます。それを引き起こさせないなめに当院では必ず採血した自己血液からコラーゲンを院内製作して抜歯穴に埋めます。
このため抜歯後の痛みや腫れが短期になります。
〈翌日の電話〉「抜歯した夜には飲食会に参加。いつもと変わることなく痛みや腫れ、出血も特に気にならなかった。経過が良好で助かりました」とのこと。
きっとCGF(スポーツ業界ではPRPと呼称)のお陰かと思われます。
元気・やる気・Dr.鈴木のコラム
2023/8/18
8/18(金) 盆明け早々 点滴しながら親知らず抜歯 急患①