元気・やる気・Dr.鈴木のコラム

 2016/2/7 

時間がない!セレックってどんなん?
カテゴリ:審美 歯科全般 

目立つ銀歯 30代の男性。主訴は「保険で入れた銀歯が目立つ。白い歯に代えたい。仕事が忙しくて休みが取れない。一日で仕上がると聞いたのでここに来た」でした。相談の結果、自費でオールセラミックになりました。

手直しを加えて型取りの準備 まず神経を残したままの銀歯を撤去。次は、オールセラミックの強度に合わせるため、歯を全周、均等にきっちりと切削しました。左(=写真=)は、スキャナーで画像を読み込む前の状態です。

CAD(セレック)に入力 上記の状態を、スキャナーを使ってパソコンに読み込んだところ。実物は1㎝ 四方の歯が、PCに読み込むと、何百倍の画像に拡大されます。仕事の丁寧さ(綺麗に削れているか)が明確になります。

CADで歯の形を製作 左図は、患者様に合った歯の大きな、長さ、厚みをDr.がPC内で設計したところです。 このデーターを、セラミックブロックを削る器械に送信すれば、短時間で白い歯が出来上がります。
最後に、Dr.が色の手直しとツヤ出しを行えば完成です。

セラミックのブロックを削って歯を短時間で製作 午前中に来院。お昼休みを使って午後には完成しました。
※当院では、他人に依頼することなく、私が責任をもって一から十まで製作しますので、完璧な仕上がりであると自負しています。

パソコンに取り込んだ拡大画像で精密性を評価 オールセラミックの被せ物が長持ちするか否かは、ほぼ100% Dr.の技量に左右されます。自分の削り方を過信することなく、PC内で100倍に拡大して歯をチェックすれば、おのずと治療レベルは数段 向上します。