元気・やる気・Dr.鈴木のコラム

 2011/3/31 

大切なコミュニケーション
カテゴリ:歯科全般 

「白い歯にして下さい」 「綺麗な歯を入れて下さい」
これは前歯の治療の時に、患者様がよくおっしゃる言葉です。
この時、気を付けなければならない事があります。 それは、患者様が希望される歯の色と、歯科医師や技工士が目指す歯の色が、必ずしも同じではないことです。 私達が目指すのは「患者様ご自身の歯と調和のとれた、自然な歯の色」です。しかし患者様のご希望が、文字通りの「輝く純白の歯」の場合もあります。
今回の症例は、50代の女性の患者様です。
最初に出来上がってきた「セラミックの歯」が、丸で囲んだ部分です。

セラミック 調和 バランス 周りの歯とも調和がとれており=写真、私は「なかなか良い出来では?」と、思っていました。 しかし患者様からは「色が少し茶色っぽい?せっかくだし、もう少し白く出来ますか?」とご希望がありました。
周りの歯とのバランスについて患者様に再度ご説明し、「周りの歯よりも白さを強調」するというご希望を取り入れて、セラミックの歯をもう一つお作りしました。

セラミック より白く ホワイトニング 周囲の歯よりも白さを強調しているために少し目立ちますが=写真、患者様にはとても喜んでいただけました。

歯科医師の視点では、患者様の本来の歯の色もじゅうぶんに綺麗なのですが、「自分の歯を、もっと白くしたい」というご希望を、強くお持ちだったのでしょうね。
患者様には、新しいセラミックの色に合わせて、周りの歯も白くホワイトニングできることをご案内しています。

「白くて綺麗な歯」のイメージはまさに十人十色!
患者様とのコミュニケーションの大切さを、改めて教えてもらえる貴重な症例となりました。