50代の女性。大阪市内よりセカンドオピニオンとして来院。相談は「歯周病が原因で歯を抜いた。患部に『1回の手術で噛めるインプラント』をすすめられている。大丈夫でしょうか?」
Dr「手術予定部の歯肉は貧弱なため、完成したインプラントを磨くにはとても不利な歯茎です。抜歯された歯と同じく、インプラント周病になる可能性があります。『一生涯持たせたい』とお考えなら『急がば回れ』です。
治療計画5ヶ月間
(1) 人工の根を歯茎にさす手術→(3ヶ月後)→(2) 歯肉を強化する手術→(1ヶ月後)→(3) 型取り→(1ヶ月後)→(4) 完成
インプラント周囲歯肉を強化する手術:
上あごの分厚い歯肉を下あごへ移植します。
上あごの分厚い歯肉を下あごへ移植しました。
歯肉の手術から1ヶ月後。見事に盤石の歯肉が完成。これなら、如何なる歯ブラシ圧、力に耐えることが出来ます。つまり、一生涯インプラント生活を保証できるのではないでしょうか。
最後は、型取り。その後、Dr自身が患者様のお口の中の状態を吟味しながら、最適の形のセラミック歯をセレックを使って完成させます。
治療期間約6ヶ月
総費用37万(税別)
元気・やる気・Dr.鈴木のコラム
2017/2/21
生涯 使えるインプラント施術法