元気・やる気・Dr.鈴木のコラム

 2012/3/11 

奥歯を半分にして歯を守る③
カテゴリ:歯科全般 

 歯を半分にして残す 30代の男性。主訴は「奥歯の治療を長いこと中断していた。最近イボ?が歯茎によく出来る。」
この患者様は、奥歯の神経を抜いたままの状態で3年間放置していたため、歯質はもろくなり、レントゲン撮影では、歯の根の周囲に、黒い影(イボの原因)が大きく広がっていました。私「申し訳ございませんが、膿みの範囲は大きく、この歯を残すのは厳しくなっています。ただし、1/2だけは残せるかもしれませんので、ガンバってみますか?」ということで、半分だけ残した歯に仮歯が装着できるまでに回復させてから、6ヶ月間ほど経過を診てみました。

連結にして歯を残す 6ヶ月後、仮の歯での経過が良好だったので、型取りをして作り物の銀歯を用意しました。銀歯は、抜いたあとの隙間を埋めるために、3連結(保険のブリッジ治療)にしました。

歯が半分になってもしっかり噛める 奥に3連結の歯が入りましたが、 「固い物を噛んで痛くなく、しっかり噛める。」とのことです。 当院では、1本(=100%)を→2/3(=66.6%)または1/2(=50%)の大きさに変えてでも残すようにチャレンジしています。