サッカー選手の高校生が、来院しました。
「3日前に歯が割れた。噛んでも、息を吸っても痛む」とのこと。
プレー中に歯を強く噛みこんだことが原因で、歯(犬歯の奥となり)が二つに割れていました=写真。患者様のご家族からは「神経を抜かないとダメですか?」と質問を受けました。
割れた歯片は、歯肉より深くにまで達していました=写真。歯片を取ったあと、歯の神経を残せるか? 出血した歯肉部はどう対処するべきか? 的確な診断が、迫られます。そこで選んだ手法としては
○歯の形を整え、神経を残す切削術
○歯茎の整形手術
この2つの施術を麻酔下のもとで行いました。
施術から2週後、痛みや腫れがないことを確認できました。次は、この歯に「被せ物を装着する」準備です。様々な被せ物の種類、特徴を説明した結果、「オールセラミックの被せ物」を選択されました。理由は、熱を伝えにくく(神経への刺激が少ない)、強度もあり、審美性(銀色と白色の違い)にも優れているからです。セラミックの装着が終わってから、現在1ヶ月ほどが経ちました=写真。歯茎はきれいに回復し、歯の神経を抜くこともなく、落ち着いています。このまま、順調に経過してくれることを期待します。
元気・やる気・Dr.鈴木のコラム
2011/4/25
スポーツ事故とその対応











