50代の女性。「昔、歯茎が弱いと言われました。私の場合、インプラントをしても大丈夫ですか?」
Dr : 歯茎には、ぶ厚い歯茎と薄い歯茎の2種類があります。ぶ厚い(強い)歯茎なら問題はないですが、患者様がインプラントをお考えの部分=斜線=の歯茎は、弱い薄皮です。仮にインプラントが植立されても、その後の保ちが心配です。
Dr:「永くいつまでもインプラントを保たせるためにも、インプラント治療に歯茎を強化する治療を組み合わせることをお薦めします。」
この患者様は、インプラントの施術と同時に、歯茎を強化する治療=写真左(保険)も選択して下さいました。
インプラント治療が始まってから4ヶ月。インプラント周囲の歯茎を、ぶ厚くて丈夫な質のものに変えました。あとは、型取りをして、完成を待つのみです。
完成されたインプラントの周囲歯肉は、ブラシ圧に十分耐えれるだけの強い体質になりました。これで日々のプラークコントロールもOK ! いつまでも永く使っていただけるはずです。
元気・やる気・Dr.鈴木のコラム
2012/7/5
インプラントに不向きな歯ぐき?