40代の女性会社員。大阪市内在住。
主訴は「社内の知り合いの紹介で来た。10年程前、子供の頭が前歯に当たり神経を抜いたことがある。コロナも落ち着き始め、マスクを外す機会も増えてきたので前から気にしていた前歯の変色を治したい。
とても恥ずかしいのですが、治療が苦手(特に麻酔と切削音)なので静脈点滴(寝ながら)治療と歯石除去を同時にして頂ければ助かります。」とのこと。
茶色の歯なので審美的には全て削り落としたかったのですが、出来る限り歯を残す必要もあるため、最低限の切削に致しました。
短くなった歯を補うためにファイバー製の補強の芯(真っ白)を用意しました。
セレックのカメラを使用して、削った前歯を撮影しました。
患者様の希望(形や色合い)を元に、院長の私自身がPCで前歯のデザインを行います。
オールセラミックをボンドで接着させる場合、接着剤の色によって仕上がり具合が左右されます。
金属を使用したメタルボンドセラミックとは異なり、セラミックの内面のカラーが、見た目の色に影響します。
接着剤のカラー選択を誤ると仕上がりが台無しになる為、ここでも神経を使います。
多種多彩の接着剤の中から最適な一つを選択します。
無事3回で治療が完成しました。
当院では保険、自費とは関係無く全ての患者様の大切な前歯(奥歯も)を院長の鈴木が全責任をもって施術しています。
削るところから始まり、最後の接着剤で完成させるところまで全てを見届けて完成に至っています。
元気・やる気・Dr.鈴木のコラム
2023/6/1
6/1 全ての患者様を院長が100%対応しているオールセラミック(CADセレック)