歯型を取るために、私達は専用の粉と水道水を混ぜて(自動練和器)、にゅるにゅるの材料を作ります。夏本番のこの時期。水道水も30℃近くにまで達してます。
学生時代に学んだ歯科理工学の本にも、「水温が高いと早く固まりやすい」と書かれています。せっかく採取した歯の型枠が、早く固まることで変形をおこし、その状態で技工物(詰め物・被せ物)が出来上がってしまうと歯にぴったりフィットしません。もしこのまま装着となれば…
型取りの材料の取り扱い説明=写真左=にも使う水温は23℃前後と書かれています。
30秒で練って、60秒で盛りつけて、お口の中で120秒間固まるのを待つ。
合計210秒(2分半)で作業をしなさい。と記載されていますが、水温が一定でないと作業タイムにエラーが生じます。
現在、当院では冷水を程よく混ぜて水温を一定(23℃)に保っています。
安定した材料を使用し、より正確な型取りを行うことで精密な技工物に仕上がります。
当院で装着した修復物は「取れない、除れない、長持ちする」を目指していますので、水温にもこだわりを持って日々取り組んでいます。
元気・やる気・Dr.鈴木のコラム
2015/8/11
夏の水温管理でぴったりフィット!











