元気・やる気・Dr.鈴木のコラム

 2013/4/18 

隠れた神経をCTで見つける時代①
カテゴリ:歯科全般 

歯専用の最新CT器機 C1→C2→C3…虫歯の進行に伴って、歯の神経を取る場合があります。 仮に奥歯なら、1つの歯から3〜4本の神経を取らなければなりません。神経は、歯の根の形にそって走行しているため、急カーブの根、髪の毛ほどの細い根、途中で2本に分かれた根、など複雑な形態になるほど治療は難しくなります。さらに歯並びが悪い場合、より難しくなります。例えば
虫歯になりやすい上の奥歯 大きな虫歯の歯(※※)
傾き飛び出た歯(※)の奥に隠れています。 痛みが大きいため神経を抜く治療に取り掛かりたいのですが、手前の歯(※)が邪魔をして見えません。

鏡を使わないと見えない神経の治療 直視が出来ないため、鏡を使って複数の神経の通り口(写真)を発見(切削)しました。 通り口が見つかれば、次に根の先まで神経をきっちり取り除かなければなりません。 経験と根性が必要な治療です。

きちんと神経をとり、きちんと薬を詰めるのは至難の技 3本足または4本足の歯をレントゲン撮影すると、出来上がる画像は通常、平面=写真左=です。立体である歯が、そのまま立体的な画像として映し出されれば、神経を抜く治療の精度がより向上するのに…。その要望に応えてくれる器機が誕生しました。それは、小範囲の撮影が可能な「体にやさしいCT器機」(フランス社製)です。(次回へ)